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【女性リーダー特集】20代で経験したキャリアの失敗。新規事業開発部グループリーダーがコインチェックで輝く理由

こんにちは!マーケティング部インターンの鈴木です。

今回インタビューをしたのは、新規事業開発部のグループリーダーとして日々活躍されている、森田さんです。

それではさっそく!森田さんがコインチェックに入社されるまでの経緯を教えてください

振り返ると、私が20代で選択した道は、キャリアとして見ると正直言って大失敗でした。

まず、新卒として車のメーカーに入社し、研究所の知的財産部に配属されました。その研究所は、ヒューマノイドロボットやジェットなどの研究開発をしているところで面白く、やりがいもあったのですが、ある日、本社の秘書室へ異動となってから、会社のカルチャーと合わなくなりはじめて、自分が興味があることを仕事にしたいなと考え始めました。

当時現代アートの学校に通いながら、小さな展覧会を企画したり、トークイベントを企画したりということをしていました。そこで、ご縁もあったのですが、思い切って東京都現代美術館に転職したんです。美術館での経験は非常に刺激に溢れた毎日で充実していたのですが(笑)、結局色々あって失業してしまったんですよね。その後、転職活動もしていたのですが、あまりうまくいかず、フリーランスとして翻訳や通訳をしたり、ある公演にパフォーマーとして出演したり、やりたいことを突き詰める生活をしていました。

その時期には本当に素晴らしい出会いがたくさんあり、今でも懐かしく思うのですが、さすがに経済的に厳しかったので、アート業界からは足を洗い(笑)、ネットリサーチの企業に派遣社員として拾っていただき、後に正社員として採用していただきました。

実は、暗号資産との出会いはその当時、デスクで隣だった方が、たまたま暗号資産に投資していたんです。色々話を聞いたら、面白そうだなと思って、コインチェックに口座を開設しました。暗号資産を取引した経験がある人は分かると思うのですが、熱中してしまいずっとTwitterやチャートを見たりしていましたね。また、「モリータコイン」という怪しいコインを自分で発行して配ったりということを遊びでやっていました。

そんな時に、タイミングよくリクルーターからコインチェックへの転職の声をかけていただき、社員や役員の皆さんと話をする中で興味が高まって、転職を決意しました。

暗号資産業界に飛び込むことに不安はありませんでしたか?

もちろん不安はありましたが、自分が四六時中熱中している暗号資産を仕事にできるんだ、というワクワク感の方が強かったように思います。

ただ、私が入社したのは、コインチェックがマネックスグループ入りした直後だったので、ベンチャーらしさみたいなところがなくなっているんじゃないか、という不安は少しありましたね。

ですが実際入ってみたら、そんなことは特になかったので良かったです。

業界未経験で感じたハードルなどはありますか?

ユーザーとしての暗号資産に対する知識はあった方だと思うんですが、事業者側として仕事をしていく中でしか分からないことが結構あったので、そこはキャッチアップが必要でしたね。例えば、ウォレット管理の細かいオペレーションやハードフォークに関する詳細な知識とかですかね。

エンジニアが発言している内容自体がわからないこともあったので、自分で本を読んで勉強したりもしましたが、コインチェックのエンジニアは聞けば優しく教えてくれる方が多いので、空き時間にホワイトボードで説明してもらっていました。

金融的な領域についても未経験で分からないことが多くありましたが、業界のベテランの方がコインチェックには在籍しているので、そういった大先輩に聞いて学ばせていただきました。

自分で勉強することはもちろん大事ですけれど、コインチェックは社内で質問できる環境があるので、自分から声をかけて知識をブラッシュアップしていけるような方であれば、未経験でも問題ないと思います。



法務で入社してから、新規事業開発部にキャリアチェンジされたんですね

そうなんです。2018年9月に法務部に入社したんですが、いつかは事業開発に携わりたいと面接の時から希望を出していました。

それで、事業開発部に異動したいと上司にずっと言い続けてました(笑)なかなか異動のチャンスがなくて大変だったんですけれど、水田さんが執行役員に着任されてから対応をとってくださりました。

2020年に入ってから兼務になり、春頃に異動となりました。水田さん、ありがとうございました!

そこからグループリーダーになるまで、とても早いですね!

はい、そうなんです(笑)

異動して最初の方は、新規通貨の上場PMを任されてそれを担当したり、新規通貨に関連するサービスの企画を行っていました。

新規事業開発部では、開発やデザインの知識であったり、金融全般やエアードロップやハードフォークなどの暗号資産特有のイベントの知識であったり、0→1でプロジェクトを立ち上げる企画力であったり……色んな知識やスキルが必要で、とにかく勉強の日々でした。

そしたら、半年も立たないぐらいで突然、当時担当執行役員だった天羽さんからグループリーダーをやってみようと言われたんです!

最初は私に務まらないんじゃないかと思って悩んでいたんですが、結局天羽さんの熱意に負けて(笑)グループリーダーになりました。

天羽さんに理由を聞いてみました!

細かくいうと色々あるのですが、1番で言うと「いいやつだから」ですかね(笑)

新規事業開発部のメンバーになってから、周囲に目配りができる人だなと思っていました。例えば、他のメンバーの仕事がスタックしそうな時も、機をみてフォローに入ってくれるなど、面倒見がとてもよかったんですよね。

そんな森田さんなら、グループの雰囲気全体を明るくしてくれるリーダーになれると思ったんですよね。

もちろん、法務的な知識が備わっていたという能力面の評価もありましたが、何よりも仕事にまじめに向き合い続ける姿勢を評価してリーダーに推薦しました。マネジメントには、メンバーとの信頼関係がベースになりますからね。



グループリーダーの業務内容はどんなものがあったのですか?

当時は、グループリーダーとして何をするというのがそこまで具体的に決まっていなかったので、まずは一人ひとりにヒアリングするところから始めましたね。

メンバーの業務のレビューであったり、メンバーの仕事の割り振りであったり、何か問題があったら対応したり……と、色々な業務がありました。

私自身、新規事業開発部の業務に関してキャッチアップ中でスキル的にも経験的にも足りない部分があり、最初は苦労しました。

その中でも、メンバーそれぞれに合わせたコミュニケーションを意識して、プロジェクトを回すように努力しました。

まだまだ日々勉強中ですが、少しは慣れてきたという感じですね。

コインチェックのカルチャーの印象はどうですか?

ロジックを重要視するカルチャーで、とても居心地がいいです。これは必要、これは無駄とかをオープンにロジックで議論できる会社だと思います。

コインチェックの社員、特にエンジニアの皆さんは合理的で、そういう環境が自分にはとても合っているように感じています。合理的でない変なルールはないですし、仕事をして結果を出していれば、形式的なことやプロセスにとやかく言われることもありません。

実は、新卒で入った会社はそうでない場面があったんですよね。ロジックで説明を求めても、「そういうものだから・・」とスルーされてしまうというか…..一例を挙げると、女性は、ストッキングを履かなければいけないというルールがありましたね(笑)。

また、ボトムアップ的な提案でも意思決定が早い点もカルチャーの一つだと思います。例えば、NFTをやりますと言った時の意思決定はとても早く、それが業界初の施策に繋がったと思いますね。

働きやすさ(福利厚生)はどうですか?

リモートでも働けるというのは環境としても良いですし、コアタイムも12-15時で短くなって、かなりプライベートと仕事の両立がしやすい環境になっていますね。



リフレッシュ休暇は毎回取らせていただいていて、リフレッシュ休暇と結婚休暇を合わせて、合計2週間お休みをいただいて結婚式を海外で挙げることができました。入籍したタイミングで、結婚祝い金もいただきました。

最近も「ケア休」や、妊娠の定期検診が勤務時間内に行って良いなど、新しい制度がどんどん整ってきて、家族がいる方やお子さんがいる方なども、以前よりもさらに働きやすくなってきていますね。

※「ケア休暇」女性特有の体調不良(生理やPMS、その他婦人科疾病による不調)、不妊治療にかかる通院や不妊治療にかかわる体調不良の際、配偶者の方の不妊治療の付添の際に、1ヶ月のうち1日取得できる休暇。(不妊治療は男女ともに対象)

(▼コインチェックは、「柔軟な働き方部門」でホワイト企業アワード2021上半期を受賞しました!)

https://corporate.coincheck.com/2021/06/25/152.html

最後に、一緒に働きたい人へメッセージをお願いします

暗号資産に興味があって楽しめる方には、最高の職場だと思います。

この業界は非常に変化が激しいので、最新情報のキャッチアップをしたり、さらにはその技術的な内容もある程度理解しようとすると、結構骨が折れることもあります。それらを全部仕事のために、と考えてしまうと大変になってしまうので、暗号資産に興味があって、楽しめる人の方が向いていると思います。

特に、新規事業開発部は暗号資産が好きな人が活躍できる部署であると思いますね。

カルチャー面でいうと、いわゆるベンチャー的なところはまだまだあるため、ボーダーレスに仕事にトライできる人が向いていると思います。特に大企業やセクショナリズムが強い企業から転職してくる人は、そのギャップに驚くことが多いようなので……「これが自分の仕事です」「それ以外やりません」という人よりも、なんでもトライしてみようよという人、そういった新しい経験を楽しめるような人がいいのかなと思います。

今は、PM経験がある方を絶賛募集中です!ちょっとでもコインチェックに興味がある方は、ぜひカジュアル面談から応募してほしいです!

森田さん、ありがとうございました!

コインチェックでは、現在300名以上の体制を目指して、様々なポジションで募集をしています!気になった方は是非チェックしてみていただけると嬉しいです...🚀

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