【卒業生紹介Vol.2:後編】コインチェックのインターンシップを経験し、現在は経営の道へ進んだ元メンバーの思い
皆さんこんにちは!!
コインチェック株式会社人事部の岩野です!
今回のインタビューは尾形さん、甚田さん、大塚での対談最終章になります!
尾形さんのご紹介!
https://www.wantedly.com/users/996857
甚田さんのご紹介!
https://www.wantedly.com/users/16333
前編・中編・後編の全3編でお送りする第3弾は、そんな甚田さんと尾形さんにコインチェックでのインターンを通じて何を学んだか、また今のコインチェックに対して思うこと、これからジョインされる方へのメッセージをお話いただいています!
ぜひ前編・中編からご覧ください!
前編:https://www.wantedly.com/companies/Coincheck/post_articles/200526
中編:https://www.wantedly.com/companies/Coincheck/post_articles/206523
思考性の礎を築いたーコインチェックのインターンで学んだこと
大塚:でも「とりあえずはじめてみた」にしても、甚田くんっぽいサービスが出来たっていうのはインターン生時代から、色んなスタートアップを見たりした経験値の高さからくるものでもあると思うんだよね。
コインチェックでのインターンを通して学んだことってどんなことがある?
甚田:自分で起業した今だからこその観点でもあるかもしれませんが、創業期のコインチェックに関われたというのは大きいですね。もちろん企業特性の異なりはあると思いますが、実際に成長していく会社と共にいたことは非常に勉強になった部分です。
最近、当時の和田さん、大塚さんを思い出して、「最後は気合の問題だ!」って尾形と言い合いながら仕事しています(笑)。
尾形:2人ともすごいロジカルなのに、突き詰めていくと「気持ちでやり切る!」がとても強いんです。働く姿勢がとても勉強になりました。
大塚:何よりも大切にしていたのはそういう気持ちでスピード感を重視して仕事することだったなぁ…。今でも変わらない部分なんだけど。
甚田:当時のスタートアップ感だったからこそだとは思うんですけど、「ハードに働くのは当たり前」という雰囲気もすごく学んだ点でしたね。
(図:コインチェック創業時にメンバーだった清瀬氏のツイート)
ゼロからイチを作るフェーズだったので、ロジックはもちろん推進力や躊躇わなさが必要だなって。これも今の仕事への向き合い方に活かしてます。
オフィスのソファーで寝るとかよくあったんで、良い環境で寝ることが必ずしも大事ではないという感性も培われました(笑)。
大塚:当時はそうじゃないと厳しかった状況ということもあるけど、当然そんなことをみんなに強要するわけにはいかないから、2人がいてくれたことはすごい助かった。
甚田:やっぱそういうところでカルチャーフィットって言葉がちゃんと出てくるのかなって気はしていて。僕たちより仕事できる人なんて無限にいるのはわかってるんですけど、どんな雰囲気で仕事ができるか、働き方の部分で違和感がないかって大事な部分だなって思ってます。
大塚:そういうこと意識し出したのは社員が10名超えたぐらいのタイミングだったな…。働き方なんてその人の価値観だから、良い悪いなんてない。ただ給与が大切で、そこを上げていきたいとなるとスタートアップ初期のフェーズだときつかったりする。そうなると来てもらってもミスマッチになっちゃうから、そこら辺が2人ともすごい合ってたなって。
尾形:確かに、そういう意味では僕たちはものすごくマッチしていたと思います。
大塚:20代って時間もあって体力もある。そこを自分の人生に投資していくのが良いんじゃないかなと思うんだよ。そうして30代になって、お金も増えて、人脈が出てきて、これを使って更にレバレッジ効かせていけばいい。
20代ってとにかく自分の持ってる資産を限りなく投資していくタイミングだと思う。
当時は自分のやりたいことをやるために「時間」という資産は惜しみなく使うという考えの人が集まっていたように思う。
実はこれって成功要因の1つなんじゃないかって感じもするよね。
甚田:ここについては絶対的に量が必要だと僕も思います。
どちらが正しいという訳ではないけれど、話していてそうだと感じられる人がよりマッチしてるのかなと。
僕は自分の時間を投資することってすごく貴重だと思いますし、事実楽しいです。
昔は今だとできないような部活ノリみたいなこともいっぱいありましたよね(笑)。
大塚:当時はみんな若かったから余計だよね。でもそういうところからカルチャーができていったんだと思う。そういう雰囲気の人が入社してきてくれるし。
でも、採用面接とかで感じることが多いんだけど、最近インターネットの体験がわかる人材って減ってない?
甚田:確かにそうですね…今インターンに来てる子たちとか論文をスマホで書いたりしてますよ(笑)。もうPC開くよりも手軽にフリック入力の方が早いみたいです。なので、脳の構造が変わりつつある世代なのかなと感じます。
大塚:確かにインターネットの文脈って35歳ぐらいまではアナリティクスで追える人が多いのに、それを超えるともう出来ない人が多い気がする。例えばこれ20代だったらわからなければググるって行動になる。年代が上がるとやっぱりインターネット人材が不足していってる感があるなぁと。やっぱり直接やってみないとわからないインターネットカルチャーってあるから感度を高めるためにもTwitterとか積極的に動かしてほしいなって思う。
大塚:事業の話に戻るけれども、甚田くんが今の事業を始めたと聞いて最初はどう思ったの?
尾形:チャットっていうインターフェイスがこれからスタンダードになるかもというのは直感的に感じていましたね。
日常のちょっとした困りごとをチャット上でサポートするサービス、僕たちはそれをオンラインパートナーサービスと呼んでいますが、生活領域の色々なサポートを事業としていく過程で様々なアセットを蓄積していくことで次の事業展開の仕方も色々ありそうだなと思っていて。
ベンチャー企業にありがちなのは一つの事業をずっと継続していくことが多いですけど、僕らは色々染み出してシナジーがあればそこから派生させて、大きくしていっていいんじゃないかっていう考えなんです。
あと甚田が苦手そうなところは結構僕が補えるなとも思ってやり始めたんですよ。
甚田:僕は思っていることを言葉にするのは下手なんです。例えば金融機関への説明だったり、募集誌の広報の方へ話をするにあたってだったり、もう少し文章を組み立てないとわかんないとか。そういった点でも普通にフィードバックをいただいたりしてますね(笑)。
感覚と行動が頭の中にあるから、最終的に延長線上こうなるじゃんみたいな感じで話してしまうので、やっぱり身につけなきゃいけない能力だなって痛感しました。
大塚:確かに甚田くんはすごく良い感性を持っているけど、ビジネスのプロフェッショナルという点では抜けてるところもあると思う。そこをお互いをバランスよく補っていて、良いビジネスパートナーだなって思うよ。
そして2人とも大胆なようですごく堅実だから、事業の数字が上がっていても同期のスタートアップが華やかになっていっても周りに流されて焦ることがないんだよね。
尾形:最近の悩みはそこですね。妙に2人ともジジくさいというか(笑)
でもサービスにはそのサービスの適切な成長スピードがあると思っていて。
我々のサービスはユーザーに対して一定のクオリティを提供したいという思いがあるので、急に大きくさせて品質を壊すということはやりたくないと思っているので。
そこの塩梅をとりながら周りに流されずに自分たちの成長スピードで成長していけたらなと思っています。
今のコインチェックだからこそジョインする魅力とは?
大塚:今の2人から見て、コインチェックにジョインする魅力って何があると思う?
甚田:「コインチェックといえば」と言われるほどの事件があって、そこからもう一度再起して数字を戻している環境に身を置けることですね。そんな会社、普通はないです(笑)。
僕たちがいた頃より年月は経っているので、任せられる裁量の大小は変わっていると思います。ですが、自分が思ったことを提案できる環境はおそらくある中で、この立ち直しで更なる事業拡大フェーズにジョインできるというのは他ではできない経験だと思います。
あとは先ほどの話でもありましたが、チャットの柔らかさ。そういった人の温かさが強いということも魅力ですね。
大塚:今でも必ず1on1を行って、メンバーの心のケアは欠かしてないからそれは確かに一つ魅力に感じてもらえるポイントかも知れない。
尾形:やっぱり学べることが圧倒的に多いですね。ローランドベルガーに就職したタイミングでも、コインチェックで働いていたせいか、あまり苦労することはなかったです。
甚田が言っていたように働き方や考え方といった総合的な面で、魅力は多いです。
今でも仮想通貨業界というマーケットの中で日本のトップを走っている企業なので、飛び込んでおいて損はないかなと思います。
大塚:2人がいたときとはまた違う環境になってるけど、立ち直し期という意味合いでは近しい事業フェーズだよね。そういう意味では似たような成長環境を用意できるかもしれない。
甚田さん、尾形さん、貴重なお話をありがとうございました!
今後の更なるご活躍を願っております!!
また現在、コインチェックでは様々なポジションで一緒に働く仲間を募集しています!!
こんなお2人のような成長環境に身を置きたい方は是非ご応募ください!