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【社員インタビュー】市議会議員からグローバルスタートアップへ!福岡オフィスを支える社員が語るCAPSULEでの挫折と飛躍


こんにちは!CAPSULE採用担当です!

今回は福岡オフィス所属の米澤さんにインタビューを行いました。

市議会議員という異色の経歴を持ち、現在はグローバルスタートアップのCAPSULEで活躍している米澤さん。CAPSULEの黎明期を支えた数少ない日本人社員の1人です。

そんな彼に入社を決めたきっかけや、、上海子会社での挑戦と挫折、そして福岡オフィスで働く現在の様子などを伺いました。CAPSULEに興味のある方はぜひご覧ください。


自己紹介

名前

米澤拓哉

部署

Corporate Planning

役職

VP

普段行っている業務

一言でいえば、私は「社内の便利屋」ですね。CAPSULEの企業価値を最大化するために、既存部門では取り扱わない様々なプロジェクトを担当しています。

主に経営企画に関連する業務が多く、具体的には事業計画の策定、エクイティによる資金調達、海外M&A、海外子会社の設立、そしてグローバル間の税務処理などを幅広く対応しています。

また、CEO室としての業務もあり、台湾側とも連携しながら国内外の調査や、IPO関連業務も一部担当しています。

CAPSULE入社のきっかけ

Q.簡単にこれまでの経歴を教えてください。

兵庫県出身で、関西学院大学に進学しました。当初は公務員を目指していたのですが、リーマンショックの影響で民間就職に切り替え、住友スリーエム(現3M Japan)に入社しました。

3Mは3年で退職し、すぐにロンドンへ英語を学びに短期語学留学に行きました。帰国後は、政治活動を始めて地元の市議会議員に当選。議員時代には市の財政課題の改善提案しつつ、行政実務経験を身につけるために行政コンサル会社で兼業もしていました。

1期4年の議員としての任期満了後、CAPSULEに入社し、いまに至ります。

Q.CAPSULEに入社した経緯を教えてください。

議員時代の業務を通していくつかのスタートアップとの関わりができて興味が湧き、任期満了後にはスタートアップに転職することを検討していました。

またロンドン留学をきっかけに「いつか海外で働きたい!」という気持ちがうまれ、「海外 x スタートアップ」を軸に企業を探していくなかで、CAPSULEを見つけました。

Q.CAPSULEに入社する決め手となったことは何ですか?

YouTuberという当時では新しい市場で、かつ海外を舞台にビジネスを展開していたことです。市場の成長の波に乗って、CAPSULEもこれから大きくなる機会がありそうだと感じました。

また、社員に占める日本人割合が少なかったことも大きいです。日本人が多い職場で、日本人だけのコミュニティに留まるのは避けたいと考えていました。当時のCAPSULEは全社員が30人ほどいましたが、ほとんどが台湾人社員で、日本人社員は社長含め3名だけでした。追い込みたいと思っていた自分にとって理想的な環境でしたね。

Q.CAPSULE入社以前に、台湾などの中華圏・海外に対する個人的な興味関心や、仕事での関わりはありましたか?

3M時代に同僚とインドやアメリカに旅行するなど、もともと海外には興味はありました。ただ英語は単語レベルでしか話せず、現地の方とコミュニケーションがうまくできないことにいつも歯がゆさを感じでいました。こういった経験も、ロンドンへの短期語学留学に駆り立てた一つの理由です。

台湾や中華圏に対しては、もともとあまり関心はなく、大学時代に第二外国語で簡単そうだからという理由で中国語を選択していたくらいです。兄が台湾の大学院を卒業していたりと、間接的な接点はあったのですが、CAPSULEの面接を現地の台北で受けるまでは、台湾に行ったことがありませんでした


CAPSULEでの経験

Q.入社後のプロジェクトや業務で特に印象に残っている出来事はありますか?

一番印象に残っている業務は、CAPSULE入社直後の台北ゲームショー(TPGs)の出展運営業務です。

当時は台湾のAgency部門に所属しており、入社当日に日本のあるアプリゲーム会社のTPGs出展運営業務を任されたのですが、イベント日程が2ヶ月後ということも知り、かなり焦ったことを記憶しています。先輩日本人社員のフォローがあるものの、当時の僕はイベント運営経験が無く、またイベント内容も白紙の状態だったため、「まじでヤベェ」と心でつぶやいていました。

特に、ブースやグッズのデザインを確定させるのにかなり苦戦しました。クライアントから要望を聞き、それを社内のデザイナーに落とし込んでもらうのですが、僕が当時全く中国語ができなかったため、デザイナーとの意思疎通がうまくできず、想定していたのと違うデザインが何度も出てきて、夜遅くまで毎日修正対応していました。そういったやりとりが続く中で、チームとの信頼関係もできていき、日に日に仕事もうまく回るようになりました、。

またゲームショー前日まで、イベントの台本内容が固まらなかったのですが、クライアントと深夜2時近くまで一緒に仕上げたことも今では良き思い出です(笑)。

最終的には、社員の協力もあり特に大きなトラブルもなく盛況にイベントを終えることができました。

ゲームショー最終日の打ち上げの際に、クライアントの皆さんの満足いただけた様子を見て、またガオリャン(台湾のアルコール度数高いお酒)を飲んだことで、不安から一気に解放されたからか、僕は帰りのタクシー車内で涙していたそうです。(ガオリャン飲んで、めっちゃ吐いて、記憶が少しおぼろげ)

(TPGsの時の戦友インターン呉さんとのツーショット。毎日献身的にサポートしてくれました。)

いま振り返っても、入社直後にあの業務を振られるのは正直かなりきついのですが、CAPSULEの文化で「失敗してもいいから、チャレンジングな業務を任せてみる」ことはよくあるので、極端ですがその一例かと思います。当時の上司も、入社してきたばっかの米澤を試すつもりでこの業務をアサインしてくれたものと理解していますし、米澤ならやってくれるだろうと賭けてくれていたんだと思っています。

ただし、これは5年前のCAPSULE黎明期の話で、いまは新入社員にこんな無茶振りなアサインはないのでご安心くださいw。今は当時より体制も整っています。とはいえ、社内でも初チャレンジの業務がアサインされる機会は相変わらず多いので、そういうった環境に身を置きたい方はウエルカムです!

Q.入社して苦労したこと・大変だったことがあれば教えてください。

CAPSULEで一番つらかったのは上海駐在時代です。TPGs終了後、上海子会社に赴任しました。入社してから3ヶ月目のことです。

当時のCAPSULEは、台湾YouTuberが多数所属しており、台湾市場向けプロモーションに強みを持っていました。クライアントの中国進出に合わせ、CAPSULEも上海子会社を設立し、当初は中国アプリゲーム企業の日本プロモーション(中国企業to日本市場)で売上をつくっていました。

CAPSULEは台湾では専属YouTuber等の強いリソースがあるのですが、中国ではYouTubeは使えないため全く無名の会社です。自分の給料はおろか、上海子会社の維持管理費すら稼ぐことができない状況が数ヶ月続きました。

上海会社のPLが悪化しつつある状況とその改善策を僕には見出すことができず(かつ気持ちも折れてしまった)、このまま会社にいても迷惑をかけるだけだと思い、当時の上司に退職の相談をしました。上海赴任9ヶ月目の出来事です。

しかし、上司や社長に「上海のことは大丈夫だから、日本の経理の業務で困っているから助けてほしい」と逆に提案をいただきました。経理自体は全くの未経験ではあったのですが、以前に会計の勉強をしていたこともあり、かなり悩んだ末に「完璧でなくとも、僕で少しでもお役に立てるのであれば」という形で、台湾支店の管理部門に日本経理担当として上海から異動することとなりました。

日本経理担当から段々と役割が増えていき、今では冒頭にあったような様々な業務をいつのまにか任せてもらえるようになりました。上海時代と比べ、当時より今は会社の役に立ってる感は、ありますw。

CAPSULEでは、僕みたいに、あるポジションでは成果は出せなかったけど、それで見放すことはなく、他のポジションで活躍できるように配置転換する事例が数多くあります。それがチャレンジを促す社内文化にも繋がっているなと改めて思っています。

(台湾時代に所属していた野球チームJz。日本人は自分だけ。日本帰国にあたり最後は日本風にと胴上げされた。)

Q.現在は福岡で勤務されていますが、オフィスはどのような環境で、どのようなメンバーがいますか? 

CAPSULEは2024年4月に本店所在地を東京都新宿区から福岡市に移転したのですが、そのタイミングに合わせ、僕も台湾支店から福岡本店に異動しました。

福岡オフィスは昨年10月にFukuoka Growth Next(FGN)内にあります。FGNとは、福岡市が運営するスタートアップ支援施設です。もともとは小学校だったこともあり、CAPSULEが間借りしているオフィスは学校の教室の中にあり、壁には黒板もあります。

CAPSULEの専有スペースは教室の3分の1とこじんまりした空間ですが、FGNの他のコワーキングスペースも無料で利用できるので、気分転換も容易にできます。施設自体は、天神の大名ガーデンシティにあり、スタートアップ関連のイベントもこの近辺で行われることが多いため、非常に便利です。

(オフィスの様子)

福岡オフィスの社員はまだ米澤の1名のみですが、7月に2名入社予定です。また社員とは別に、インターン生や業務委託パートナーが複数いるのですが、時折FGNオフィスに来て業務をしてもらうこともあります。今後は社員やインターン生も増やしていきつつ、大きい部屋に引っ越しがきればと考えています。

Q.ぶっちゃけ福岡に来て良かったこと・不満なことはありますか?

福岡は前職の仕事で出張したくらいで、天神と博多の違いもあまりわかってないレベルでした。

実際に住んでみた印象は、台北に似ていて、かつ住みやすい、です。

街のサイズ感や人の多さ、便利なレンタサイクルがある、バス路線が豊富、空港が近い、飯がうまい、人が良いなど、共通点はとても多いです。

いま西鉄沿線に住んでるのですが、台北と比べると家賃は安いのに綺麗で、スーパーや八百屋さんの食品も安く、個人的には「台北時代より生活の質が上がったかな?」と思ってます。

1年住んでみて、不満は本当にないですね…かなり満足度の高いシティだと思います!

Q.今後の目標や夢はありますか?

恥ずかしながら個人的な目標や夢は今はなく、ただ人生哲学として「日々後悔しないように生きる」よう心がけてます。人生は突然いつ終わるかわからないため、終わってしまう時に「あの時にあれをすれば良かったなぁ。。」と言わない人生にしたい。そうできるよう、日々やりたいことして生きています!

一方で、CAPSULEとして目標は、短期的にはまずIPO等を通して、会社の体制を固めつつ資金調達を進め、長期的には時価総額が1,000億円以上となる影響力を持った信頼のある企業に成長させたいです。その実現のためにいまできる自分の役割を考え、会社に貢献していければと思います。

(フィリピンのボラカイ島で同僚とワーケーション。コロナ明けてから毎年1週間は海外で遊んで仕事するようにしています。)

CAPSULEに興味のある方へ

Q.ずばり、CAPSULEはどのような会社ですか?

自由」、「責任」、「チャレンジ

まさにこの3つを体現したような会社です。

Q.どのような人にCAPSULEをおすすめしたいですか?

ピンポイントですが、「グローバルコンテンツ市場で、外国語を用いて、外国人社員と連携しながら、若いうちからチャレンジングな業務を任せてもらい、スタートアップ企業の成長と共に自身も成長していきたい。」という方におすすめです。

Q.最後にCAPSULEに興味がある方へメッセージをお願いします。

僕のキャリアの中で、CAPSULEでの勤務年数が一番長くなりました。3Mが3年、議員が4年、CAPSULEが5年です。

複数の組織で働いてきて思うことは、CAPSULEはとても働きやすく、やりがいを実感できる会社です。いまは100名規模の会社であるため、一人一人の働きが如実に会社の成果として見えるフェーズにあります。

CAPSULEに興味を少しでも持っていただいたあなた、人生は短いです。今しかないこのタイミング。後悔しないよう、一緒にCAPSULEで働きましょう!あなたのご応募、お待ちしています。

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