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風は吹いているか

※こちらは代表の埴渕noteに2021年9月6日に投稿された記事の転載になります。

■台湾のコロナの状況と事業
5月19日から始まった台湾コロナ2波に対する第3級措置(ロックダウン一歩手前?の緊急事態宣言のようなもの)も7月27日に終わった。弊社は少し間をあけた8月9日から出勤を開始。会社の期でいうと2Q(3月〜6月)の約半分、3Qの1/3がコロナの影響が大きく出た。


現在8月半ばの結果を見れば台湾は抑え込みに成功している。まだ公共施設(時間や設備の制限)やレストラン(アクリル板及び席をあける)はまだ制限がされているが、だいぶ日常が戻っている。第3級の期間は皆がかなり外出を控えて、気をつけていた。過去のSARSなどの経験もあるのか、世論というか絶対に収束させるという大きな全体の総意を感じた。世論や総意の形成というのは様々な要素が絡み合っているとは思うが、会社もそうであると思う。

■8年目のスタートアップ?の組織
8年目で「スタートアップ」と呼ぶにはもう恥ずかしい気持ちがある。仮に創業期にVCから出資を受けていてファンドの償却期限が10年であればそろそろ資本構成的にネクストステップを進めなければならない。

「スタートアップ」の定義を爆発的な成長を目指す組織体、とするのとして「成功」と「失敗」を分けると我々はまだ何でもない。ただ8年目にもなると現在の事業やメンバーからの守りの部分も強くなってくるため大きなチャレンジがしにくくなってくる。そんな状況でも「スタートアップ」と自らを呼び、資金調達もしている組織としては今ある何かを失ってでも「成功」を目指さなければならない。

事業を前に推し進めるために社内のコミュニケーションというのは重要でもあり無駄でもある。僕らは「スタートアップ」だ。「スタートアップ」というのは、、、僕らの「成功」とは、、、などなど。繰り返し言い続けたり、ある部分では事業の前進のみが最高な説明なのだと言葉での説明を省いたりもする。

■変えていいものと変えてはいけないもの

我々の視点から見るとクリエイターエコノミーのレゴ化(LEGO-izing)というのはマーケット内でどのポジションをとっていくか、ということだ。8年目というのは既に若くはないが、マーケットにおいて古い存在でいる必要もない。自分たちの強みを再確認して、今のクリエイターエコノミー元年のチャンスを掴んでいくチャレンジをしていきたい。それを繰り返して積み重ねることで力強い事業体となるはずだ。

こちらは前回3ヶ月前に書いている文章。多々の課題はあれど個人的にはクリエイターエコノミーのマーケットで勝負できていることに大きな希望を感じている。欧米とはまだちょっと規模感が違うが立ち上げたアパレルブランドがオリンピックユニフォームになったり、ハンバーガーブランドが1年も立たずに1,000件近くの出店を実現したり。。。今後の発展について信じているので、クリエイターを対象にサービスを行うということはぶらさずに変化を恐れずにチャレンジを続けていきたいと思う。

こんな業界と会社の状況を動画にしてみた。社内向けのビジョンムービー。

「風は吹いているか」

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