AIが加速的に進化し、ビジネスの現場でその価値が求められる中、BEENOSのAIトランスフォーメーションチーム(以下、AIX)は、AI技術を活用して社内の業務改善に取り組んでいます。今回は、AIXチームでインターンを経験した田邉くんに、その挑戦と成長のプロセスについて語っていただきました。これからインターンを考えている学生の皆さんにとって、BEENOSでの体験がどのような価値をもたらすのか、そのヒントが詰まったインタビューとなっていますので、ぜひご覧ください!
今日はお話を伺えるのを楽しみにしていました!まず、田邉さんがAIXに参加することになった経緯を教えていただけますか?
田邉:はい。もともとAIに特別な興味があったわけではなかったのですが、新卒として入社する前に、実務経験を積むため、内定者インターンに参加しようと思い、テクノロジー推進室の三上さんと面談した際に「AIXチームが始まったばかりで、きっと面白い経験ができると思うので、このチームに参加してみない?」と言われ、AIXに配属されることになりました。業務を行っていくうちに徐々にAIに興味を持つようになり、今ではとても面白いと感じています。
それは素晴らしい経験ですね!AIXという部署ではどのような業務を行っているのですか?また、AIXでインターンをする際に感じられたことについても教えてください。
田邉:はい、AIXでは主にAI技術を活用して、社内の業務改善を行っています。要件定義から技術スタックの選定まで、自分で主導して進められるのが大きな魅力だと思います。日々、データを分析して課題を発見したり、業務改善のポイントを自分で見つけて取り組むこともあります。また、他部署と連携して行っていく業務が多く、BEENOSの各部署やメンバーを知ることができる機会が豊富です。さらに、上司や先輩との距離が非常に近く、一緒に部署の未来を考えることができる点も非常に魅力的だと感じています。
インターンに参加され、最初のプロジェクトではどのようなことを担当されたのでしょうか?
田邉:最初のプロジェクトは、Seleniumを使って宿泊施設の自動予約プログラムを開発するものでした。技術スタックとしてPythonを選択し、ゼロからシステムを構築して、フィードバックをもらいながら進めていく形でした。自分でどうやって開発を進めるかを決める裁量があり、非常にやりがいを感じました。
技術スタックの選定から進められるなんて、インターン生にしては大きな裁量ですね。特に印象に残っているプロジェクトはありますか?
田邉:はい、BuyeeのCS(カスタマーサポート)業務の改善プロジェクトです。CSのメールを自動で分類するシステムを作成し、その後、さらにチャットボットを導入するという大きなプロジェクトがあり、最初のステップとしてメール分類を担当しました。AWSのLambdaを初めて使ったのですが、インフラのチームの方にアドバイスをいただきながらリリースまで行うことができました。AWSのキャッチアップをできたのはもちろんですが、新しい技術に挑戦する自信を得ることができました。
それは大きな挑戦ですね。今までのプロジェクトで特に困難に直面したことはありましたか?
田邉:AIの精度向上に苦労しましたね。話が変わるのですが、インボイス自動化のプロジェクトに参加した際に、AIの精度が思ったように上がらず、Difyというツールを使ったのですが、検証方法に苦戦しました。そんな時、他部署の様々な方々に助けてもらって、問題を解決することができました。
チームワークの大切さも学べたのですね。BEENOSのインターンを通じて成長したと感じる部分はどこですか?
田邉:まず、AIを実務にどう取り入れるかを常に考えるようになりました。また、AWSやインフラの知識も身に付きました。さらに、部署の立ち位置や他部署との連携を意識する力も向上しました。例えば部署として何を期待されているのか、どう動くべきかを考える力がついたと思います。
技術面だけでなく、ビジネス全体を見渡す力も養えたということですね。インターンを通じて一番やりがいを感じた瞬間はどこですか?
田邉:Difyというツールを使って業務改善に役立つ提案ができた時ですね。自分が見つけたツールや技術が実際の業務に貢献できると感じた瞬間は本当に嬉しかったです。また、技術スタックやプロジェクトの方向性を自分で考えることができたという意味でも、大きなやりがいを感じました。
自分で考え、提案して、それが形になるのは本当にやりがいを感じますね。BEENOSのインターンの魅力は何だと思いますか?
田邉:いろんな魅力があると思いますが、一人ひとりに寄り添って、興味のある分野や得意な分野のタスクを任せてもらえることだと思います。また、日々、上司や先輩が個々の成長を考えた上で業務を任せてくれる点も、大きな魅力の一つです。これはAIXに限らず、他の部署でも同じだと思います。
それは素晴らしいですね。田邉さんの話を聞いて、私もワクワクしました。最後に、これからインターンを考えている学生にメッセージをお願いします。
田邉:BEENOSのインターンは、自分の裁量で業務を進められる環境が整っています。要件定義からプロジェクトに関わりたい、技術的なチャレンジをしたい方には非常におすすめです。また、社員の方々との交流を通じて会社の雰囲気をよく知ることができるので、積極的にコミュニケーションを取ると良いと思います!
インターンを通じて得た多くの経験が、今後のキャリアに活かされることを願っています。本日はありがとうございました!