※この記事は2022年10月14日にnoteへ掲載されたものを転用しています。
ARISE analyticsでは「世界一働きがいのある環境を創る」(佐々木CWO)ために、様々な社内活動が行われています。働きがいの構成要素は「成長実感」「貢献実感」「働きやすさ」の3つと定義しており、HR Unit 制度労務Teamでは「働きやすさ」にフォーカスして施策を実行してきました。
今年度は特に、社員が働く時間と場所をより柔軟に選択できる仕組みを整えてきましたので、今回は働く「時間」に関して、6月に導入した「フルフレックスタイム制(コアタイム廃止)」についての記事を書かせて頂きます。
働く「時間」を柔軟にした背景
これまでARISE analyticsが実施していたフレックスタイム制では、1日の所定労働時間7.5H、コアタイムを10:30~15:30、フレキシブルタイムを7:00~10:30、15:30~20:00と設定していました。コアタイムを設定するメリットとしては、社員同士がこの時間は必ず他の社員も働いているという前提で仕事を進めることができるという点です。
しかし、現在は出社とテレワークを組合せたハイブリッドワークを推奨しており、様々なワークスタイルがある中で、コアタイムによって逆に業務が非効率になっていたり、仕事とプライベートの時間を効率的に組み合わせることが難しかったり…という状況がありました。
例えば・・・
- コアタイムがあることで日中の中抜けがしづらく、ちょっとしたプライベートの用事(保育園のお迎え、市役所や銀行窓口に行くなど)を日中に済ますことが難しい。
- 自宅⇔オフィスの移動をコアタイム以外の時間で済まさなければならず、(コロナ渦では時差出社を推奨)移動時間確保のためにミーティング時間の調整などが発生し非効率に。
- 社員それぞれが一番パフォーマンスの高い時間帯を選んで働きづらい状況に。(テレワークではお子さんがいない時間に集中的な業務がしたい!という人がいたり、そもそも朝型・夜型なんです…という人がいたり。)
今回導入した「フルフレックスタイム制」とは・・・?
フルフレックスタイム制ではコアタイムに代わり、1日の最低就業時間を3時間と設定しました。これは「フレキシブルタイム内(7:00~20:00)であればどの時間帯でもいいので、1日3時間は勤務してね!」という時間です。
従って、1日最低3時間働けば、社員がそれぞれの都合に合わせて始業・終業時間を決めて、働くということが可能になりました。(1日の中で3時間を分割して働くことも可能です)
月の所定就業時間「7.5H×所定就業日数=所定就業時間/月」を満たす必要はあるので、毎日3H勤務というわけにはいきませんが、プライベートの予定があるときは7:00~10:00までの3Hのみ勤務して、所定労働時間が不足する分の4.5Hは同月内の他の日に勤務するといったことができます。
柔軟な働き方とワークライフバランス
フルフレックスタイム制への移行により、コアタイムに縛られることなく社員がそれぞれの生活やワークスタイルに寄り添った時間の使い方が選択できるようになりました。
データサイエンティストからは「プログラムの自動処理中に、中抜けしてプライベートの用事を済まし、自動処理が終わる頃に勤務再開するといった働き方ができる。」といったコメントも!効率的な時間の使い方ができ、以前よりも業務の生産性を高めつつ、ワークライフバランスを充実させやすい環境になりました!
社員からはこんな嬉しい声も…👏
フルフレックスマン⁉
今回は、働く「時間」について記事を書きましたが、働く「場所」についての記事もぜひ、合わせてご覧下さい!
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