【Employee introduction】横田 知子 / Tomoko Yokota 事業推進&企画制作本部プロデュース部 チーフマネージャー
■profile
2000年、グラフィックデザイナーとして制作会社2社にて9年間勤務。
2009年、アナログ的な発想や知識を活かしながら、デジタル分野での実務経験を積む為にColors Inc.(現1-10 inc.)に入社。
デザインだけでなく、企画からクオリティを重視したアウトプットまでの進行管理も同時に学ぶ。
国内における幅広いデジタル施策の体験設計からプランニング、プロデュースを手がける一方、海外モーターショーやSXSW、常設展示でのインタラクティブディレクションなど、海外での実績も多数。
CANNES LIONS・CLIO HELTH・ADFEST・ACC・広告電通賞など受賞歴あり。
現在はプロデュース部のチーフマネージャーも兼務。
■Achievement
・味の素㈱「クノール®」スープ工場見学コース(Producer/Planner)
・Beautiful Bangkok 2020 – A Blossom of Happiness –(Producer/Planner)
・Panasonic 聴き鳥テスト – BIRD HEARING TEST – (Producer)
etc.
デザイナー思考のプレイングマネージャー
今年で勤続10年目、事業推進&企画制作本部 プロデュース部のチーフマネージャーとして働いています。チームメンバーのサポートや売上の管理はもちろん、チーフプロデューサー・プランナーとして、案件の統括や新規案件獲得に向けた戦略策定や企画を行っています。
国内外のインスタレーションイベントからWEBサイトの制作、最近ではD2Cやサービス系のコミュニケーションプランニングも手がけており、プレイングマネージャーとして、チーム全体の底上げを担っています。
元々はイラストレーターを目指して美術系の学校を卒業しました。関西の制作会社2社でグラフィックデザイナーとして9年間勤めたのですが、そこから自分のキャリアプランを考えたときに、グラフィックデザインだけでなく、WEBデザインも手がけられるようになりたい。と考えて、2009年、ワントゥーテンへ入社のきっかけとなったWEB制作会社にWEBデザイナーとして転職しました。
今思えばデジタルの知見もほとんどなかったのに、採用してくれた当時の社長にはとても感謝しています。初心者から始めたWEBデザインですが、その後デザインだけでなくディレクションまで全般を手がけるようになり、2012年、組織の変動に伴って、ワントゥーテンにプロジェクトマネージャーとして転籍、京都本社で1年間過ごした後、東京オフィスに異動しました。
手がけるのは、人々が感動でつながり合う瞬間
ここ数年の間に担当した国内外の大型案件での経験が、自分を大きく成長させてくれたように思います。その中でも課題抽出から戦略・企画策定、そして体験設計までの経験をとおして成長を感じられた案件が2つあります。
ひとつは2019年の大晦日に向けてタイのバンコクで実施した、「Beautiful Bangkok 2020」というイベントです。言葉の壁がある中、コンセプト策定から企画立案を行い、体験設計はもちろん、造作を含むビジュアル制作・実装までを総合的に手がけることができました。このイベントはバンコクの「Waldorf Astoria Bangkok」にてカウントダウンまでの17日間実施されたのですが、年齢も性別も国境も越えて、知らない人同士が、会話ではなく感動でつながり合う瞬間を目の前で感じられたことが、大きな自信となったように思います。
もうひとつは、味の素株式会社が新設した、「クノール®」川崎工場で行う、工場見学の体験アップデートです。体験を通して「持ち帰ってもらいたいもの」を伝えるストーリーとはどういったものなのか、クライアントと一緒に何度もディスカッションを重ね、デジタルコンテンツだけでなく、空間のグラフィックを含む22ものコンテンツを企画立案して、全体を統括する体験設計から制作までを長期的に手がけました。
私たちが提供するものの主語は、どんな形でも「体験」なんだと実感しています。
国内外で通用する経験値を、まだまだ積むことができる
常日頃意識していることは、今までの経歴や経験に満足しないということです。いつまでも学べる環境に身を置くことで、成長し続けるプレイングマネージャーであることを信条としています。
勤続10年目ですが、国内外どこでも通用できる経験値をワントゥーテンではまだまだ積むことができるので、「考え抜いた高い体験価値」を提供し、いつかは目に見えて世の中が動くものを作りたいと思っています。ただ、こんな格好いいことを言っていますが、最終的にはスナックを開いて、自分で作ったアクセサリーや、海外で買い付けた古着を売りながら過ごすのが密かな夢です。