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フローレンス、「ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS 2023」PR部門でACCゴールドを受賞

 なんと、弊会フローレンスが、広告広報において国内最大級のアワードとして有名な「ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」においてですよ。



 「新語【無園児】による、孤独な子育ての社会課題周知と課題解決PR施策 #無園児を無縁児にしない



がPR部門でACCゴールドを受賞しました!



 応募総数2,448本、PR部門151作品のなかから受賞を果たした、ちゅうことでぶったまげです!



【何を評価?】


 かつては「待機児童問題」が話題になった保育園。でも現在は急速な少子化の影響で、地域によっては定員割れが続々と発生。



 一方で、保育園・幼稚園に通っていない無園児(未就園児)家庭は、社会との繋がりが絶たれ、子育てで孤独に陥り、子どもへの虐待リスクが高まる可能性などが指摘されています。



 数年前には児童虐待で亡くなった子どもが保育園に通っていなかった例もあり、家庭に閉じた「孤育て」は隠れた社会課題です。



 そこでフローレンスは、待機児童問題が徐々に解消しつつあるこのタイミングで「無園児(未就園児)家庭の孤独な子育て」という社会課題を周知し、解決を目指そうと考えました。



 そして「保育園の空き枠を利用して、地域の無園児(未就園児)を定期的に預かることで、孤独な子育てを解消する」という自園での実践とともに、この仕組みを全国に広げる政策提言を行いました。



 その結果、2022年8月、政府が「無園児」の本格対策を実施する方針を発表。2023年6月には政府が閣議決定した「こども未来戦略方針」「骨太方針2023」に、このフローレンスの政策提言が「こども誰でも通園制度(仮称)」として記載され、国の異次元の少子化対策の一環として政策に盛り込まれました。



 ついに保育園が親が働いている家庭だけでなく、無園児たちに開かれたのです!!
そんな「社会を変える広報」をACCに評価いただきました!



【弊会の現場と政策提言チームと広報を褒めたい】


 いやー、こっからは我田引水というか、身内を褒める気持ち悪いおっさんになりますね。



 これ、うちの園でまずやってみたんですよね。「無園児に開かれるべきだ!」とかって言っても、実例なかったら、政府も耳貸さないじゃないですか。だからやってみた。現場の保育スタッフさんたち、ただでさえ忙しくてほんと大変なのに、「無園児家庭の力になろうよ」って言って、一肌脱いでくれたんです。



 そしたら、育児で精神的にきつい状態に追い込まれた方の力に、本当になれて。これは絶対必要だ、って確信したんです。



 さらに弊会の政策提言ですよ。本当に全国的にニーズがあるのか、っていうのをシンクタンクさんと一緒に調査。全国的にも、無園児家庭ほどリスクが高く、かつ預け先を必要としている、っていうアンケートで突き止めたわけです。しかも、保育園の定員は、無園児を預かるだけ、十分あるぞ、ということも。



 そこに来て広報チーム。そのデータを記者会見して、多くのメディアに取り上げてもらいました。「無園児を無縁児にしない」という素敵なキャッチコピーを作って、世の中に広げてくれました。



無園児家庭を保育園に!という記者会見



 そして、世の中に「無縁児を保育園で預かれるように!」って提唱してから1年半。国の政策になったのでした。
ほんと、弊会のメンバーは最高だな、と。



 よく、フローレンスは僕が率いているから色々できるんだ、って言われることがありますが、そうじゃないんです。



中の人が素晴らしいんです。



 ACCのアワードも、他の受賞者の錚々たる企業さんたちは、電通や博報堂とか、誰でも知っている広告代理店さんがクリエイティブをやっていらっしゃるわけですが、僕らはお金がないので、弊会広報チームが全部やってるわけです。すごくないですか?



僕は誇りに思っています。


【それを支えるのは寄付】


 こんな風に「社会を変える広報」をして、ACCにも表彰していただけて感激なのですが、保育園が無園児を預かれるようになっても、僕たちにものすごいお金が入ってくるわけではありません。



でも、世の中にはすごいメリットがあります。



 こういう「市場には評価されないこと」をやれるのは、寄付者の方々が支えてくださっているからです。



そう、寄付って、最強のリスクマネーを提供できる仕組みなんですよね。



 フローレンスは、これからも市場には評価されない、だけど社会にとってはめちゃくちゃ重要なことを実践し、広報し、政策に変えていきたいと思います。



 みなさん、良かったらこれからも僕たちを応援くださいな。



 そしてうちのメンバーが素晴らしいだぜ、ってことを、ちょっと知ってもらえたら嬉しいです。




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