エリザベスカラー・猫のやけどのとき(高橋ナツコ)
■エリザベスカラー
猫の皮膚病やケガで困るのは、せっかくつけた薬などをなめてしまうことです。
これを防ぐための道具がエリザベス・カラーです。
エリザベス女王時代の襟飾りを思わせることからこう呼ばれますが、応急処置に便利です。
市販品もありますが、厚手のボール紙とマジックテープで簡単に作れますので自作してみてください。
■猫のやけどのとき
部分的な軽いやけどなら、清潔で柔らかい布を水に浸して絞り、患部に押すようにあてて冷やします。
その後、消毒したガーゼを患部にあて乾かし、清潔な包帯でゆるく巻きます。
熱いお風呂に落ちたような全身的なやけどは、まず安静第一。
呼吸が楽になるように首を伸ばして寝かせます。
1度水に浸してから冷たい水で絞った布で全身を包んで病院に連れて行きますが、冷やし過ぎないように注意をします。
高橋ナツコ