売上は後から付いて来る
サラリーマン時代、年間目標として
「前年比、10%売り上げアップ!!」
と会社が掲げていました。
皆は売り上げアップの為に色々と考え、行動・実績を上げて行きました。
年度末に近づき、売り上げを達していないと「何が何でも達成しなければ!」というプレッシャーから無茶な事をしている人もいました。
私はその目標にずっと違和感を抱いていました。
何の為の目標であり、達成後には何があるんだろうと・・・。
結果的に目標を達成しても何もなく、未達成であれば責められ、来期も同じ様な目標が掲げられるのでした。
目標を掲げる事は良い事だと思います。ゴールが見えるため、何をすべきか考え行動が出来ます。
しかし、私は売り上げは結果であると考えます。
売上が目標になると、そこで働いている人・お客様は介在しません。だから無理難題を相手に押し付けて目標を達成しようとします。その結果、年月が経つごとに徐々に関係が悪化して行きます。見た目には分からないので厄介です。
弊社の目標は「前年よりも売り上げを下げないこと」です。いつも通りに仕事をしていれば達成する事は難しい事ではありません。
もう一つの目標は「お客様に喜んで頂けるアイデア・行動・実績を作ること」です。
辛いノルマなどなく、お客様に喜んで頂ける事を考えて仕事をすれば前向きに取り組む事が出来ます。
前向きに取り組めばサザエさん症候群も減ると思います。
お客様に喜んで頂いた結果、売り上げがアップします。結果的に目標が達成される感じです。
目標としての売り上げアップ、お客様に喜んで頂いた結果による売り上げアップ、どちらも良い事だと思います。
私は働く人の事も含め、楽しく働いて結果に結びつく環境を作って行きたいです。