【会計ソフトを開発する企業ではありません】
情報入力を入り口とし、今までの技術では自動化を進めることのできなかった会計領域の課題を深層学習を用いたソリューションで解決しています。
【高い技術優位性を誇る、自社開発のAIが強み】
日々会計業務に取り組む税理士事務所や会計事務所は、近年人手不足。業界規模は現在、4.5兆円と言われています。
そんな状況下で、領収書・レシートの金額や各種情報を打ち込む「パンチャー」にかかる人件費は864億円(当社見込み)。私たちはこのパンチャー業務を、市場ターゲットとしています。
AIを用いた画像解析技術を使うことで手入力の必要が無くなり、会計書類の自動データ化と自動仕訳が可能になります。当社のソリューションを用いることでパンチャー作業は不要となり、人手不足の解消に貢献すると共に、より高度な判断が必要な重要業務にリソースを割くことができるのです。
私たちが自社開発する会計分野特化型AIは、領収書の日付・金額を読み込んで自動入力するAIや、簿記の仕訳を自動で行なうAIという、会計ソフト内のコア部分となる技術です。会計分野で「人の手」が必要とされている作業をブルーオーシャンと捉え、会計業務のソフト化や自動化に注力していきます。
【高クオリティの「教師データ」「モデル」「トレーニング」が、高性能のAI開発を実現】
AIは、大量のデータを読み込んで学習し判断基準を習得することで、性能が上がっていきます。いわゆる「機械学習(ディープラーニング)」のモデルの性能と教師データ、そしてチューニングがAIの生命線です。
上質な学習を実現するためには、高クオリティの「教師データ」が必要。ファーストアカウンティングでは、AIに優れた教師データを与えるために税理士事務所と提携しています。これまでに税理士事務所から提供された仕訳データは、数十万件。そのすべてをAIに学習させました。
更に、多くの企業に利用いただくために投入いただいたデータ自体がトレーニングデータの元となり、回帰的に精度向上への継続的な取り組みがされています。
豊富な教師データと独自に開発されたエンジン、更にチューニングし続けられることによって鍛え上げられたファーストアカウンティングのAIは、これまでに開発されている会計ソフトの仕訳推測の「正答率90%」を大きく超える「正答率98%」をマーク(※弊社内テストデータにおいて)
その高い精度は、同社の技術優位性となり、ゆるぎない立場を確立しています。