on 2023/08/04
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モンスターラボが掲げるミッションは「多様性を活かし、テクノロジーで世界を変える」こと。私たちはデジタルソリューションを武器に、EMEA、APAC、アメリカ、アジアなど20ヵ国に自社拠点を構え、2200以上のデジタルプロダクトを開発してきました。
私たちはイノベーティブな事業を生み出すグローバルデジタルコンサルティングファームを目指すため、全職種で人材を募集しています。そのなかで今回は、顧客窓口となり、プロダクト開発を主導するDXコンサルタントを紹介。
「海外のチームと働けて、インパクトの大きい仕事ができるのがやりがい」と語るDXコンサルタントの藤井。海外のチームと仕事をすることが多く、3カ国のチームを同時にマネジメントすることも。今回は藤井に海外チームと働く面白さと難しさについて語ってもらいました。
── まずは入社までのキャリアについてお聞かせください。
私は社会人になったタイミングでもパソコンが使えず、「パソコンぐらい使えるようになりたい」とシステム開発の会社に入社。QAエンジニアから始まり、約7年に渡り組み込み系の開発をしていました。
しかしある日、スキルが蓄積されていないことに気づいたのです。組み込み系のスキルはその現場でしか使えません。友達から「ホームページ作ってよ」と言われても、ホームページ一つ作れなかったことが悔しくて。
Web制作会社に転職した私は、WebマガジンやECサイトの制作を経験した後に、新規事業であったベトナムの開発拠点の立ち上げに携わりました。駐在もしながら約2年にわたって立ち上げに奔走したものの、あえなく撤退。日本に帰ってエンジニアを続けていました。
転職サイトを通じてモンスターラボからスカウトが届いたのは、「ベトナムにいた頃は楽しかったな」と思っていたときです。
── 転職を考えていたのですね。
いえ、転職活動をしていたわけではありませんが、モンスターラボのホームページを見ると、海外の拠点があって面白そうだったので話を聞きに行くことにしました。選考を進めていく中で、人の良さに惹かれて転職を決意。
大手企業の縦割り文化が苦手な私にとって、ベンチャーらしい雰囲気も魅力の一つでした。
── 仕事の面白さを聞かせてください。
様々な業種のクライアントの仕事に携われるので、多くの学びや発見がありますね。また、テレビに取り上げられるようなプロダクトを作ることも多く、放映された様子を見ると達成感があります。家で子どもと一緒にテレビを見ながら、自慢できるのもやりがいですね(笑)
── SES(*)の会社で働いていたときも様々なクライアントの仕事をしたと思いますが、その時との違いはなんですか。
上流工程から携われることです。前職でも上流の仕事も請け負っていましたが、基本的には決められた仕様に沿って開発をしていました。
今はビジネスの戦略やUX調査など幅広い仕事に携われるのが魅力ですね。
── 海外との仕事についても教えて下さい。
プロジェクトマネージャーとして、タイ、バングラデシュなどの開発チームと一緒に仕事をしています。プロジェクトによっては3カ国の混合チームで進めることも。
前職でも海外と仕事をしていましたが、仕事の仕方は全く違います。前職では日本で仕様を決め、開発を海外に委託する形でした。しかしモンスターラボでは、国や地域関係なく、国境や海をまたいで一つのチームでプロジェクトを進めています。
フラットな関係を築くためにも、海外のチームに伝えるのは要求に留まることが多いです。どのようにアプローチするかは考えてもらいますし、よっぽどのことがなければ口をだすこともありません。「オフショア」という言葉も使わないようにしています。
── 「オフショア」という言葉を使わないとはどういうことでしょう。
「オフショア」という言葉には、「質はよくないけど、安いから海外のエンジニアに頼もう」というイメージが個人的にあって。しかし、それはエンジニア個人の問題であって国は関係ありません。実際に私達のチームには、クライアントからの評価も高く、信頼されている外国人エンジニアも大勢います。
── 海外、それも国を跨いだチームと一緒に仕事をする上で、意識していることはありますか。
キックオフやローンチパーティの際には、現地に行って直接コミュニケーションをとることを意識していました。プロジェクト以外のメンバーとも話せるので楽しいですね。現在は社会情勢もありオンラインでより濃いコミュニケーションがとれるよう工夫をしています。エンジニアと密にコミュニケーションをとるためにも、デイリーミーティングには全員参加してもらっています。
加えて、私は窓口を通さずエンジニアと直接コミュニケーションをとるようにしています。人を経由すると熱量や想いが伝わりづらいこともありますし、翻訳によっては伝えたいことが伝わらないことも多いと感じています。。特に私はバングラデシュ拠点とのやりとりが多いため、この点において課題を感じることが多いです。ベトナム拠点などとのやりとりであればこういった課題感を感じることは少ないと周りからは聞きます。
── コミュニケーションが重要だと思いますが、英語が話せるのは必須ですか。
必須ではありません。コミュニケーターがいるのでコミュニケーションをとることは可能です。私も最初は話せませんでしたが、伝えたいことが伝わらないのが悔しくて勉強しました。
最初から英語を話せる必要はありませんが、話せた方が仕事しやすいのは確かです。英語を使う現場が多く、学びを加速させる環境があるので、入社してからでも勉強するのがおすすめですね。
── コミュニケーション以外で、海外と働く難しさがあれば教えて下さい。
時差です。バングラデシュとは3時間の時差があるのですが、ミーティングを調整するのが大変ですね。クライアントが海外にいるケースもあるので、常に時差を意識しないといけません。時には欧州のチームと一緒に仕事をすることもあり、こちらの夕方が向こうは朝だったりします。
── モンスター・ラボの風土について、どんな印象をお持ちですか
やりたいといったことをやらせてくれる環境ですね。海外と仕事ができているのも、私が手を挙げたから。やりたいことを人に相談すれば、みんな親身に相談に乗ってくれます。
── やりたいことがある人には恵まれた環境ですね。
特に日本以外でもインパクトを残したい人には向いていると思います。グローバルに拠点を展開しているので、各国のマーケットやカルチャーを知る機会となり、いい勉強になりますね。
例えば以前、アメリカの大手飲食店向けの注文プラットフォームを開発した会社がモンスター・ラボグループに入り、同じサービスをアジアで展開しました。海外の会社がグループに入ることも珍しくありませんし、そのサービスをまた別の国で展開するのにチャレンジできます。
── 海外向けでなくても、やりたいことはやれるでしょうか。
上流から関われるプロジェクトが多いので、納得できる仕事ができるはずです。例えば私が以前いたようなSESですと、大きなプロジェクトに関われるとはいえ、実際は一部の機能を開発するに留まる場合もあります。
モンスターラボなら上流から携わることで、プロダクト全体の戦略やユーザー調査まで行うことができるので、より大きな仕事に携われます。いいアイディアがあれば提案できるのも、クライアントと直接コミュニケーションが取れるからこそですね。
── 大きなチャンスがある一方で、どのような力が求められるのか教えて下さい。
自分から能動的に動く力です。自分から動けばいくらでもチャンスがある一方で、待ちの姿勢でいるとあまりチャンスがないかもしれません。
また、相手のことを考えたコミュニケーションも必要です。海外のチームに対し、上から目線で話していては信頼関係が築けません。皆が気持ちよく仕事ができるように心がける姿勢が求めれられているように感じます。。
面接の時も、海外のチームと信頼関係が築ける方かどうかといったところは気になります
── 最後にモンスター・ラボに興味を持った方にメッセージをお願いします。
インパクトの大きな仕事をしたい方はぜひ一緒に働きましょう。モンスターラボなら、国内でも海外でも大きなプロジェクトに携われるので、やりがいを感じられるはずです。自分たちが作ったプロダクトが使われているのを見れますし、時にCMが流れているのをみると大きな達成感を感じますよ!
*システム開発のニーズに応じてシステムエンジニアを雇い入れる仕組み、ソフトウェアやシステムの開発・保守・運用における委託契約の一種であり、特定の業務に対して技術者の労働を提供する契約
会社情報
2021/07に設立
240人のメンバー
東京都渋谷区広尾1-1-39 恵比寿プライムスクエアタワー 4階