水橋 今も昔も変わっていませんが、レッドハットは、ひとりのプロフェッショナルを育てる風土があるんです。チームとしてではなく、ひとりでお客様のもとを訪ねて、なんでも解決できるような、知識も能力も優れたコンサルタントを育成していました。ところが、そのままでは事業としてのスケールが難しい。そこで、個の力を保ちつつ、チームとしての組織づくりにも注力するようになりました。

ひとりのコンサルタントとしての成長はもちろん必要です。そのために、レッドハットは、著作の執筆や書籍の監修にも携われるスキルを持ったコンサルタントを育成しています。ただ、これからの未来はその延長線上ではありません。さまざまな特性を持った若者の採用に踏み切ることで、新たなレッドハットを創造しようと考えています。

山田 レッドハットには、世界最高レベルの技術者が揃っています。どんな難しいことでも、すぐに仲間に聞けて、回答が得られる。こんな環境はなかなか無いと思います。また、メーリングリストを眺めているだけで、世界中のあらゆる情報が入ってくるんです。世の中の動向を知らず知らずのうちに追いかけられるので、非常に助かっています。

レッドハットの強みが存分に活かせるのはアジャイルが取り入れられた環境です。そのために、アジャイルに適した組織構築のコンサルティングも行っています。

山田 レッドハットには、「顧客に愛されるために製品を作っていく」思想が根付いています。レッドハットの製品の強みが活きるのがアジャイルでの開発環境だからこそ、そのための組織づくりや運用のフローの部分からサポートしているのです。アジャイルのコンサルティングに限らず、サービスの幅は顧客の要望によって更に広がっていくと思います。

日本企業の良さと外資系企業の良さを併せ持っている

今年11月にレッドハットに入社したばかりの石井は、レッドハットの良さを日本企業と外資系企業の良いところ取りをできた点と語ります。

石井淳（いしい・じゅん）

プラットフォームコンサルタント

石井 日本企業の人をとことん大切にする風土と、外資系企業のオープンな雰囲気。これを両方とも持っているのは、レッドハットならではと感じています。そして、社員の定着率がすごく高くて、みんな愛社精神もある。働き心地の良い会社だと感じますね。

また、石井が感じるレッドハットの最大の魅力は、会社全体が情報をオープンにする点。世界中の社員が見られるかたちで、会社への満足度が明らかにされています。積極的に意見を伝え合うフラットでオープンな風土は、レッドハットならではの魅力です。

石井 誰が言うかよりも、何を言うかに注目しているのだと思います。先日は、とある社員がイベントを開催したいと言い始めたのですが、メンバーの過半数が賛同したので会社から予算が降りて。200〜300人規模の大盛り上がりするイベントを開催していましたよ。そういった、やりたいことをなんでも言える環境はすごく楽しいです。

◼︎ 社会人として、2〜5年ほど経験を積まれている方

◼︎ ITコンサルティングに携わったことのある方

◼︎ コンサルティングに興味のあるエンジニア

◼︎ レッドハットのオープンソースの考え方に共感する方

◼︎ グローバルな環境のなかで果敢に挑戦できる方

◼︎ 探究心と挑戦心を持って仕事に取り組める方