なぜプロジェクター事業をやるのか
「CINEMAGEを通じて、人生を変える1本に出会えた」
そんな人がひとりでも増えることが、私たちの願いです。
家庭用プロジェクターは、みなさんの日々の生活を変える影響力を持っています。そして、生活が変われば、人生が変わっていく可能性があります。
私たちはなぜ時間を「消費」してしまうのか?
CINEMAGEはそんな問いから出発しました。
5Gの普及によって映像視聴はすっかり一般化しました。SNSの登場によって、あらゆる情報が目に飛び込んでくるようになりました。情報消費、コンテンツ消費の利便性はどんどん高まっています。
その一方で、「本当は何がしたいんだっけ?」と軸を見失う人も増えたような気もします。
その情報やコンテンツを本当に「見たくて見ている」のか?そうでないとしたら、私たちはなぜそうやって時間を「消費」してしまうのか?
これは情報やコンテンツに限った話ではありません。SNSで見聞きした場所に訪れること、インフルエンサーの語るキャリアや生き方を参考にすること。そうした消費は、長い目で見ると、自分が取りたい行動に迷う人もまた生み出しているのかもしれません。
一方でプロジェクターの視聴態度はとても能動的です。
プロジェクターで何かを見る時、人は主体的に映像を選びます。流れる時間はとても主観的な体験時間になります。
思い出の映画や風景。憧れる世界。進んでいきたい道。本当はこういうことをやりたかった、と昔抱いていた夢を投影する人もいます。見ているというより、どこか自分自身に見せているかのような視聴態度でもあります。人はプロジェクターで自分の理想やアイデンティティを投影しているのかもしれません。まさにそれは情報に惑わされない、自分自身の生き様でもあると思います。
つまり、プロジェクターは「時間消費」を「体験」に変える可能性がある。その体験の総和が、新しい人生へとつながる可能性がある。
CINEMAGEはそんなミッションに向かっていくプロジェクトであり、情報化社会において人間を取り戻す活動でもあります。
「実りある人生を」
これが私たちの合言葉です。