(表題画像引用元)ICT教育ニュース「誠勝、DXで奈良に新たな人と文化の価値創造を行うタスクフォースを設置」
https://ict-enews.net/2024/11/11sei-syou-3/, 2024年11月7日参照
※「なら産地学官連携プラットフォーム」タスクフォース「DXで奈良に新たな人と文化の価値創造を」における講座になります。
「文化の継承」と言われて、皆さんは何を思い浮かべますか?
歴史的な重要建造物の保存でしょうか? 現代アートの保存でしょうか?
勿論こうした、公的な視点で文化的価値の高い史資料の保存は大切ですし、
私たちもデジタルアーカイブ構築・利活用を通じてこの取り組みを実施しているのは間違いないです。
しかし「文化の継承」は本来もっと身近なものでもあります。例えば地域の功労者だがあまり知られていない企業家、さらには自分の両親、恩師、祖父母などなど大事な人のもつ記憶・思い出を残すことも、立派な「文化の継承」です。
そして何より大切なのは、こうした"記憶"を次世代の人たちが「利活用」し、生きた情報として継承されていくことです。そうでなければせっかくの貴重な記憶も「情報の海」の中に埋れてしまいかねません。
私たちは8月に奈良地域関係機関の枠組み「なら産地学官連携プラットフォーム」に参画し、11月には同プラットフォーム内に「DXで奈良に新たな人と文化の価値創造を」行うタスクフォースを設置しました。
▼(8月)誠勝、なら産地学官連携プラットフォームに参画しデジタルアーカイブ活用で地域貢献へ(XEXEQ)
https://xexeq.jp/blogs/media/topics3766
▼(11月)タスクフォース「DXで奈良に新たな人と文化の価値創造を」とは?(ICT教育ニュース)
https://ict-enews.net/2024/11/11sei-syou-3/
またこれに先立ち、学術研究会にて事例発表を実施。「企業家」が後継者に受け継ぐべき自身の価値観や経営の要諦などをまとめた『企業家史』を、”価値観継承の教材”と位置付け、一人の人物の価値観・魅力を読解する上で重要な「企業家史」の可能性に注目し、それらを活用した事業開発の可能性と必要となる職能などをキャリア教育の事例を交えて発表しました。
▼デジタル技術使い偉人の企画展示案発表 大学生らがアーカイブ学ぶインターンシップ(産経新聞)
https://www.sankei.com/article/20241003-6YHFMWNKOJI6TDELPWQVFQAYVA/
今回のミートアップでは、普段のお仕事から離れた「非日常学習」をテーマに、
半日の簡易版として実施することで、オモシロ企画を考案する「楽しむことがメイン」の講座内容です。
グループワークも実施することで、他者との交流の場も提供いたします。
そして先達・先人の残した「自分史」のデジタルデータをから「価値ある情報」を読み取り、
その「良さ」を伝える企画を、自由な発想で楽しく考えていただく場にしたいと思います。
奈良への観光がてら、ぜひ参加してみませんか?