少子化と高齢化の問題は、日本国内外で大きな課題とされています。特に秋田県は、高齢化率と人口減少率で全国最悪の状況にあり、課題が深刻です。私たちが本社を置くにかほ市も例外ではなく、社会問題が顕著に進行しています。にかほ市の総人口は、1955年の35,944人から2015年には約7割にあたる25,324人に減少し、2045年にはさらに半分の12,141人にまで減少すると予測されています。また、生産年齢人口も減少しており、現行の産業を従来の方針で維持するのが困難な状況です。実際現地で、さまざまな困りごとの相談を受けています。
一方で、秋田県にかほ市は、海と山に囲まれた美しい自然が広がり、鳥海山の登山や日本海の夕日が魅力です。温泉も豊富で、心身を癒せます。歴史的には松尾芭蕉が訪れた象潟が有名で、地元の文化も豊かです。新鮮な海の幸や地元食材を使った料理が楽しめ、静かでリラックスできる生活環境も整っています。自然、歴史、食文化が調和した魅力的な地域です。
社会問題を余白として捉え、もともと存在する地域資源を活かしながら、次なる社会のあり方を模索する必要があります。