ポケットサイン株式会社は、個人認証のデジタル化、特にマイナンバーカードによるソリューション提供に特化した、2022年8月に誕生したばかりのスタートアップです。
出来て間もない企業ですが、公的個人認証サービスにおけるプラットフォーム事業者の主務大臣認定を取得している数少ない専門事業者のうちの一つです。
個人・民間企業・行政における信用の摩擦(=身元情報などを提出・審査するためのコスト)をゼロにするため、「公的個人認証サービス(JPKI)」を基盤としたサービスの企画提案・システム開発を自治体および民間企業に対し行っています。
事業としては主に2つのプロダクトを軸に展開しており、単一の事業者で3つの事業レイヤーすべてを一貫して開発・事業展開しているのが特徴です。
▼軸となる2つのプロダクト
・署名検証サービス「ポケットサイン Verify」(2023年6月にオープンベータ版を提供開始)
URL:
https://pocketsign.co.jp/news/14/
・デジタル身分証アプリ「ポケットサイン」(2023年7月にオープンベータ版をリリース)
URL:
https://pocketsign.co.jp/news/16/
▼3つの事業レイヤーすべてを一貫して開発・事業展開
・署名検証サービスとしてeKYCを自社のサービスに組み込めるインフラストラクチャー
・デジタル身分証およびデータ連携基盤としてのID認証プラットフォーム
・スーパーアプリとして自社のミニアプリや他社サービスと連携したサービス
・現在/今後のサービス例:
防災、防犯、行政手続き、地域インフラ管理、地域経済振興
マッチング、セルフレジ、受付DX、学歴・職歴証明、健康増進、医療保険、 など
・具体的なユースケース:
-災害時におけるプッシュ通知による避難所の伝達
-正確な既往歴や投薬情報の記録により迅速で誤りのない医療サービスの受領
-学歴や資格等、履歴書情報の正確性担保による他の求職者との差別化
-正確な年齢確認をスマホタッチ一つで実施
-リアルとデジタルが融合した信頼度の高いSNSやコミュニティの実現 など
▼これまでの実績
・宮城県と原子力防災システムの契約を締結し、協同して防災訓練の実証実験・本番導入を行ってきました。
実際に「ポケットサイン」の防災ミニアプリを用いて避難訓練を行い、避難受付時間の短縮やリアルタイムでスムーズな避難誘導や避難状況収集などの成果を確認できました。
URL:
https://pocketsign.co.jp/product/bousai/
また、防災の現場で活用しうる優れた民間企業等のアプリやサービスについて整理することを目的としてデジタル庁が公開している「防災DXサービスマップ」にも当社のサービスが掲載されています。
URL:
https://pocketsign.co.jp/news/9/
・当社は「公的個人認証サービス」に伴う署名検証業務を行ううえで必要な「プラットフォーム事業者」の主務大臣認定を総務省・デジタル庁より取得しております。システムのセキュリティ等で一定の要求基準を満たす事業者だけがこの認定を受けることができ、2023年8月31日時点では18社が認定を取得しています。
URL:
https://pocketsign.co.jp/news/10/