プロジェクトアドベンチャージャパンは、アドベンチャーをベースとした安全で質の高い学びを提供することにより、人の成長に貢献します。
プロジェクトアドベンチャージャパンは、米国Project Adventure, Inc.とのライセンス契約により1995年に誕生しました。当時は、まだほとんど認知されていなかったアドベンチャー教育という概念を日本に広め、誕生以来延べ1500人を超える指導者育成と70カ所を超える施設開発によりアドベンチャー教育分野のプラットフォームを構築してきました。アドベンチャー教育では、高所に登ったり、人を支え合ったり、ドキドキする体験を通して参加者が自身の価値観や他者との関わり方に気づきます。そうした気づきを利用して、チームビルディングやリーダーシップ開発を目的に行われることが多くあります。
2007年からは、それまでの教育に特化した施設開発だけでなく、レジャー向けの施設開発に参入。ハウステンボスの天空の城やシューティングスター、ツインリンクもてぎのジップラインつばさなどは、プロジェクトアドベンチャージャパンの代表的な施工です。
2017年からは、レジャー向けの施設運営にも参入。沖縄県国頭郡恩納村にあるシェラトン沖縄サンマリーナリゾートにあるPANZA沖縄でメガジップとゴーフォールの運営を開始しました。教育事業、施工事業、運営事業のシナジーによりこれまで以上にイノベーションを実現する体制に変化し、さらなる成長を目指しています。
プロジェクトアドベンチャージャパンの主な事業は、教育事業、施工事業、施設運営事業の3つです。
①教育事業:アドベンチャー体験を基にした体験学習プログラムの普及
1995年の創業以来、社会に価値提供し続けてきた事業です。アドベンチャー教育を体系立てて概念化し、アドベンチャー教育の担い手であるファシリテーターの育成を行ってきました。小学校から大学院までの学校団体に向けて、学年単位やクラス単位のプログラムを実施したり、教職員に向けたプログラムを実施したりしてきました。企業に向けては、新入社員研修から役員研修までの幅広い年齢層と多岐にわたるテーマに応じてプログラムを実施してきました。近年は、これまで以上に体験から学ぶことのニーズが高まっているように感じます。教育事業における主な活動は次の通りです。
・アドベンチャー教育ファシリテーターの育成
・学校向け教育プログラムの受託
・企業向け研修プログラムの受託
・アドベンチャー教育プログラムに関わる研究、開発、出版
②施工事業:アドベンチャー施設の施工・運営
1995年の創業時、日本国内でアドベンチャー教育施設の施工を請け負ってくれる事業者は見当たりませんでした。そのため、私たちは自らが施工者となる決断をしました。それ以来、北海道から沖縄県まで、国公立施設や学校を始めとする屋内外の場所に合計で70以上のアドベンチャー教育施設を施工してきました。しかしながら、アドベンチャー教育施設は、学校や企業などの団体による利用が原則であるため、個人やファミリーがアドベンチャーの力をこれらの施設で感じる機会はありませんでした。
2007年、プロジェクトアドベンチャージャパンはレジャー向けアドベンチャー遊戯施設の施工事業に参入しました。施設に遊びに行くだけで、友達や仲間同士、ファミリーがアドベンチャーの持つ力を享受できるようになりました。以来、ハウステンボス、ツインリンクもてぎ、マザー牧場、ニジゲンノモリなどでアドベンチャーパークやジップラインなどのアドベンチャー遊戯施設を施工してきました。アドベンチャー遊戯施設の数が増えるにつれてニーズが多様化し始めているため、国内外の事業者とのコラボレーションを通して新しい価値を継続的に創造しています。
③施設運営事業:PANZAの運営
2017年、プロジェクトアドベンチャージャパンはアドベンチャー遊戯施設の運営事業に参入しました。日本屈指のリゾートエリア=沖縄県国頭郡恩納村にあるシェラトン沖縄サンマリーナリゾート内に、自社初となる運営施設、PANZA沖縄をオープンしました。きらきらと輝くグラデーション・ブルーの海を越えるジップライン、13mの高さからフリーフォールするGoフォールを笑顔満面で運営しています。プロジェクトアドベンチャージャパンが運営事業を自ら手がけることにより、そこから得られる知見がアドベンチャー遊戯施設の設計や施工に活かされる体制を作っています。
プロジェクトアドベンチャージャパンは、これからもアドベンチャー分野のイノベーターとして新たなプラットフォームを創造し、誰もがアドベンチャーを通して成長できる社会を実現していきます。