経済的価値のみを追求すると、儲かりそうな課題を解決するサービスが優先されがち。 社会的な課題だとしても、儲からなければリソースが投資されずに解決や改善が行われません。 例えば環境問題や防災や難民問題は、社会的な課題の一つだと言えます。でも必ずしも儲かる市場とは言えません。そのような問題は、NPOや行政に任せておけばいいのでしょうか。営利会社は、儲けた利益で寄付やCSR活動をするしか手がないのでしょうか。 私たち平安伸銅工業は、そのようには考えません。 ビジネスを通じて社会課題を解決することを模索しています。もっというと、まだ社会課題化していなくても、個人の小さな違和感や問題提起から、共感する方から価値観の転換が起きて、社会を変革するビジネスになっていく可能性もあります。 その問いを深めていくために、環境問題をビジネスで解決しているPatagonia出身で、現在は熱狂的なファンを企業に創り出していくコンサルティングを行うfascinate株式会社の代表の但馬さんにお越しいただき、探求していきます。

【このような方にオススメ】 経済的価値を追求することに違和感を感じている とはいえ社会的価値だけを追求するのも違う 社会的価値と経済的価値を両立させたいが、方法がわからない 社会的価値と経済的価値を両立させる企業で働きたい 【登壇者】 但⾺ 武　Takeshi Tajima 一般社団法人RELEASE; 理事 株式会社散歩社社外取締役 株式会社musuhi社外取締役 長野県立大学ソーシャルイノベーション創出センターアドバイザリー・メンバー 京都市ソーシャルイノベーション研究所 フェロー パタゴニア日本支社にてダイレクトマーケティング部門統括を中心に19年勤務。その傍ら、2014年より組織開発とマーケティング戦略構築のコンサルティングを開始。2016年12月にパタゴニア社を退職。 2017年より地域活性化を展開する岡山県西粟倉村に本社を構えるエーゼロ株式会社に役員として参画。北海道厚真町にて地域商社を設立しローカルベンチャーの育成や関係人口創出プログラムを企画運営。 2018年よりクリエイティブとビジネスの専門家が集まる一般社団法人RELEASE;に合流。企業や地方自治体にて未来が歓迎するビジネスを生み出していく各種プロジェクトに参画。 2019年2月に熱狂的なファンを創り出していくfascinate株式会社を創業。「愛される企業 Lovable company」の創出のために企業理念から事業創出、マーケティング戦略構築などに年間20社ほどに伴走している。 【ファシリテーター】 大川 昌輝　Masaki Ookawa CXO / Chief Experience Officer 事業開発部 グループサポーター AIR SHELF ブランドマネージャー 編集者、酒造り、WEBマーケターを経て、2019年より平安伸銅工業に入社。モールEC（Amazon）の責任者を経て、機能別組織をブランド体験で横串するブランドマネジメント制度を設立。自身もブランドマネージャーを務める。 2024年7月よりCXOに就任。全社の体験設計を統括し、EX（Employee Experience）→UX（User Experience）→SX（Social Experience）の三方良しを実現するために奔走中。 【日時】 ・2024年7月31日（水）12:00-13:30 【プログラム】 ・第一部：トークディスカッション（45分） ・第二部：ダイアログ（45分）