1960年3月31日。東京の小さなビルの屋上プレハブでリクルートは産声を上げました。 人材サービスにはじまり、時代とともにさまざまな分野へと広がっている私たちのサービスには、共通点があります。 世の中にあふれる「情報」を、よりよいカタチで必要とする人々のもとへ届け、 社会の「不」（不満・不便・不安）を解消すること。 最終的には、誰もが自分らしい人生やライフスタイルを選び、歩んでいける世の中になっていくこと。 個人と企業というふたつのお客様に「まだ、ここにない、出会い。」を提供することです。

私たちは、個人と企業をつなぎ、より多くの選択肢を提供することで、「まだ、ここにない、出会い。」を実現してきました。 いつでもどこでも情報を得られるようになった今だからこそ、より最適な選択肢を提案することで、「まだ、ここにない、出会い。」を、桁違いに速く、驚くほどシンプルに、もっと身近にしていきたいと考えています。

リクルートは創業以来60年以上、「個の尊重 / Bet on Passion」という価値観を大事にしてきました。 一人ひとりの好奇心を情熱に変え、世の中があっと驚く価値を創造する。 「個の尊重」はリクルートが世の中の変化をとらえ、新しい価値を提供し続けてきた原動力。一人ひとりが自身の好奇心や、情熱に気付き、機会を生み出し、仲間と共に進化することで、社会に価値を届けていきます。

【部署紹介】 ◆データ推進室の概要 データ推進室は、リクルートにおけるデータ利活用、データガバナンス・マネジメント、データプロダクト開発と運用などに責任を持つ組織です。 現在約300名ほどの従業員が所属しており、データサイエンス／エンジニアリング／ビジネスの様々な専門性を持つ社員が所属しています。 ◆データ推進室の目指すスタイル エンジニアやデータサイエンティストがリクルートの全事業領域をまたいで業務に取り組むことで、 事業と個人の成長を同時に実現するスタイルを目指します。 ◆データ推進室の将来像 ・4万5千人の社員が安全かつ自由にデータを活用できるよう整備を進めていく ・一部のエンジニアやデータサイエンティストだけがデータを活用するよりも、社員全員でデータを活用することで「予測できない大きな変化」を起こす ・データを活用できる環境をつくり、自分自身が想像もつかない未来をつくるためデータを安全に自由に、優秀な次の世代のために、着実に地盤を固めていく ・利益を生み出すコアコンピタンスを「エンジニアリング」へ。“テクノロジーの力”で成長していくスタイルを確立し、ビジネス上の競争力強化を図る 【開発環境】 ・SQL (BigQuery) / Python ・Tableau/ Google Data Studio / Looker ・Adobe Analytics / Google Analytics ・Github Enterprise 【仕事の内容】 国内トップレベルのシェアを有する幅広い事業領域のサービスから日々膨大に蓄積されているリクルートのデータ。アナリティクスエンジニアはデータドリブンな意思決定支援 (D3M : Data Driven Decision Making) を実現するために、ソフトウェア・エンジニアリングの手法を活用しながら、信頼性・作業効率性の高いデータ環境の整備や BI ダッシュボードの開発などを推進します。 【詳細】 具体的には下記の業務をご担当いただく予定です。 ・データによる意思決定に欠かせないデータ環境（BI ダッシュボードやデータマート、アクセスログなど）の設計・開発・運用 ・事業・プロダクトにおける各種 KPI の設計支援や、モニタリング環境の整備、改善 ・クライアント向けレポートや業務支援ソリューションとしての BI ダッシュボードの開発・運用 ・データの品質基準の策定と、それらをモニタリング・維持するための CI/CD を始めとするソフトウェアエンジニアリングによる仕組みの構築 【テックブログ】 https://blog.recruit.co.jp/data/articles/analytics_engineer_introduction/ 【ポジションの魅力】 ◆事業内での迅速かつ精度高い意思決定や、レコメンドや検索などのデータソリューションによる課題解決のためには、適切に整備されたデータ環境の存在が欠かせません。リクルート全体として DX を推進していく中でも非常に重要な役割を担うポジションです。 ◆また、アナリティクスエンジニアは昨今のデータ関連技術の発展に伴ってモダンなデータ組織には欠かせない役割という認知が進んでおり、国内外で有数の企業が募集を始めているなど、今後ますますニーズが高まってくると期待される職種です。 ◆データサイエンス・データエンジニアの間に位置するポジションであるため、分析的な視点でのデータ設計からエンジニアリングを活用した業務効率化に携われる他、ビジネスサイドとの折衝も多く、データの専門家として必要なスキルを広く総合的に伸ばしていくことが可能です。 応募要件（MUST） 下記のすべてのご経験・スキルをお持ちの方。 ・SQL を用いた分析用データマートの設計・開発・運用経験 ・データの可視化・レポーティング経験 ・Web システムに関する基本的な理解と業務開発経験 ・Git などのバージョン管理システムを活用した開発経験 ・周囲と適切にコミュニケーションをとりながら抽象的な課題を整理して解決に導く能力・スタンス 応募要件（WANT） ・データエンジニアリング（モデリングやデータウェアハウス構築）の経験 ・事業やプロダクトにおける KPI 定義・可視化・データ分析の経験 ・BI ツールの活用経験 ・Google Analytics や Adobe Analytics を活用したアクセスログの設計・分析経験 ・CI/CD に関する知識、また Circle CI などを活用した自動テストの利用経験 ・dbt や Dataform などの DataOps ツールの利用経験 ・DMBOK に関する知識、およびそれをもとにしたデータ環境改善の経験