私たちは、長年にわたって「社会変革を牽引する経営リーダーの育成」に取り組んできた組織です。
2001年の創業当時から、「全人格経営リーダーシップ教育」を掲げています。
全人格経営リーダーとは、(1)三人称で物事を語る頭でっかちの批評家ではなく、自ら構想し【自らをリードし行動する実践者】としての素質、(2)包括的かつ長期的視野で、事業と組織の未来を自らの手でつくりあげる【経営者・経営人材】としての資質、(3)共感と信頼で人を動かすリーダーであると共に、自らも社会やコミュニティの一員でもあるという【社会全体の未来に対して責任を引き受ける全人格的なリーダー】としての素養、このすべてを持ち合わせた経営リーダーのことです。
私たちはこの「全人格経営リーダーシップ教育」の実現のために、大学院大学至善館(MBA)の運営と、ISLというトップリーダー層の育成プログラムという、2つの事業に取り組んでいます。
◆大学院大学至善館(しぜんかん)
至善館は、文科省認可の経営修士プログラム(MBA)を提供する2年制の大学院です。
2018年に文科省認可の大学院として誕生しました。
👉至善館
https://shizenkan.ac.jp/
至善館は、目指す姿として「日本から世界に発信する、グローバルな教育機関」であることを掲げています。
今期81名の新入生を含めると、2018年の一期生から四期生までの学生数は世界44か国の326名となりました。 社会人を対象としたビジネススクールのため、大企業で働く企業人が中心にはなりますが、全体の約 2 割程度は、外交官や国内外の官公庁で重責を担っている人、社会起業家として第一線で活躍する人、海外現地にて国際貢献に携わってきた人やスタートアップ企業の CEO 等、ユニークなバックグラウンドを持つノンビジネスセクターの方々が集まる大学院に成長しています
至善館は修士号を取得できるMBAスクールですが、一般的なMBAスクールの教育アプローチとは似て非なるものを実践しています。海外も含めMBAスクールでは、ビジネスに関する知識やスキル面の習得に重きがおかれていますが、至善館では、「『何のために、誰のために、なぜ』それを成し遂げるのか」、その目的を自らの力で答えを導きだせるリーダーの育成を目指しています。
至善館の講義(例):
ー歴史、宗教、哲学、社会学、芸術などのリベラルアーツのカリキュラム
ー演劇ワークショップやコーチング手法を用いた内省のセッション
ー外国籍の方と一緒に学ぶ、「日本」の歴史と文明のセッション(世界の中の日本)
ー海外提携大学の学生と共に学ぶ、「資本主義の未来」のセッション(Future of Capitalism)
ー統合経営、パーパス経営の最前線を学ぶセッション and more….
◆トップリーダー育成プログラム
至善館はまだ新しい大学院ですが、バックグラウンドには、20年間にわたり日本のトップリーダー育成を牽引してきたISLの活動に裏打ちされた、教育機関としての確かな基盤があります。
ISLの活動と組織運営は、日本を代表する財界人、起業家、社会活動家、大学教授、プロフェッショナルなど、約300名の賛同者がともに協働し、活動を推進しています。
👉ISL
http://www.isl.gr.jp/