事業内容としては
・医療機関の採用力を強化する採用コンサルティング「DocToru」
・医療機関の採用手数料を適正化しながら紹介機会を最大化する求人プラットフォーム「Medica Bank」
・医師の「質」と「待遇」を一致させる医師トライアル採用プラットフォーム「Pro Medica」
の3本立てでポートフォリオを構築しています。
【採用コンサルティング「DocToru」】
病院やクリニックでは採用や組織構築のノウハウがなく体系化されておらず、理事長や事務長の属人的な採用しかできていません。そのため医療者に自院の魅力を発信できていないばかりか、医療者の人材価値を正しく評価できておらず、Evilな人材も採用してしまい組織が崩壊するということもしばしば発生しています。
弊社独自の採用ナレッジをもとにクライアントに伴走し、求める人物を正しい価値基準で採用する力を身につけてもらうことで、医療者の価値が正しく評価される世界を雇用側から作り出します。
また、DocToruの一環として、採用に関するメディア、セミナーの運用をしています。
▼病院採用マニュアル.com
理事長や院長、事務長といった医療機関の採用責任者にあたる方をターゲットとした採用に関するテーマに特化したメディア
▼Medical Agent
採用が成功している医療機関の先生や、採用に関する書籍の著者を講師としてお招きした採用に関するセミナー
【求人プラットフォーム「Medica Bank」】
これまでの転職人材は転職エージェントの一方的に提示された手数料で契約することが多く、採用コストの上振れが発生してしまっていました。また、複数社のエージェントと契約を行なっても、紹介が得られず地方の小規模病院にとっては、求職者に存在をアピールすることが困難でした。Medica Bankでは採用手数料を病院側で任意に設定することを可能にし、採用戦略にバリエーションを持たせることができます。また求人を作成するとMedica Bankの抱える医療系エージェントに一斉に通知が送られるため、全国から求人に合った人材の紹介が期待でき、採用機会の最大化を実現します。
【医師トライアル採用プラットフォーム「Pro Medica」】
求人側の課題としては、これまでのエージェントから紹介される人材はバイト・転職ともに全体的に質の低い「訳あり人材」が多いという現状があります。バイト人材においては、救急車の不応需、かかりつけ患者の受診のお断り、他スタッフへのパワハラといった、責任の薄いバイト人材ならではで起こってしまう課題がありました。また転職人材においては、医療界の転職がキャリアアップという側面が弱く、ドロップアウトした人材のネクストチャレンジのような位置付けとなってしまっているのが現状です。
一方で求職者側の課題としては、これまでのアルバイトサービスでの求人案件では「どれだけ患者を診察しても」「どれだけ丁寧に対応しても」得られる給与は変わらず、医師の良心に任せたやりがい搾取の構造となっていました。
Pro Medicaではこれら両者の課題を解決すべく、以下の3つの施策をサービスに盛り込みました。
▼求職者の登録は完全審査制
クローズドなサービスとすることで質の良い医師会員だけのDBを構築しています。
▼勤務後評価の可視化
サービスの扱う業務をスポットバイトに特化させ、それぞれの勤務に対する求人側からの勤務後評価を公開することで人材の質を可視化し、採用時の期待値調整を可能にしました。
▼ユーザー側からの希望給与提示型
「努力する人が正しく評価される」世界を作るため、評価ランクに基づき医師自らが希望給与を提示する方式を採用しました。これにより、医師が市場価値を自覚する必要が生まれ、給与を自ら提示するため納得の上で勤務を迎えることができます。そのようにして、医師が給与に見合った働きをすることが期待でき、まさに「努力する人が正しく評価される」世界を作るシステムとなっています。
1st stepではスポットバイトに特化しているPro Medicaですが、2nd stepではスカウト機能を盛り込み、求人側が積極的に人材を採用できるサービスへ進化させる予定です。
DocToruを通して採用力を身につけた後にPro Medicaへ移行することで、これまで受動的であった採用を能動的にスカウトを送り、必要な人材を積極的に採用する世界の創出を目指しています。