ひととわ不動産の立ち上げの背景には、共助の仕組みはもちろん、そのまちならではの魅力や暮らしのあり方を継承していきたいという思いがあります。
時代が進むと同時に、都市部で生活する人々は移り変わっていきます。古くからあった家が取り壊され、跡地に新しい住宅が建つ光景は、見慣れたものとなってきました。まちから離れる人がいる一方で、新しくまちにやってくる人がいる。それは自然な流れであり、人々の生活が続く限り繰り返されていくでしょう。
私たちはそうした流れの中で、そのまちならではの良さ(資産)をどうやって継承していくか考えてきました。「豊かな緑と共存するまち」「商店街の活気があるまち」…まちによっては魅力さまざまで、住民の方々が残したい地域の資産は異なります。
しかし一般的な宅地開発では、地域ならではの魅力を残すことよりも、いかに多くの住宅を建て、売るかといったことの方が優先されがちです。
年月が経ち、まちが少しずつ変わっていったとしても、住民の方々が大切にしているまちの良さを残していきたい。それと同時に、住民の方々の共助の仕組みを維持できる場を創造していきたい。そんな想いから、ひととわ不動産は生まれました。
不動産事業はHITOTOWAにとって新たなチャレンジです。今回採用する方には、不動産業界での経験を活かしていただきたいと考えています。