動画配信IPv6化
動画サービスの動画配信部分をIPv4+IPv6のデュアルスタック化を行った。 CDNを利用していたので、CDN側のデュアルスタックへの変更方法を調査・ヒアリングを行った。 クライアントからCDNまではIPv6で接続しにいっても、AkamaiからサーバへはIPv4で接続しに行くことがわかりロードバランサーのIPv6対応は不要であることを確認。 社内にIPv6環境がなく有線を引くと準備期間に時間がかかることがわかり、SIM版のWi-FiルータをQAチームと自席に用意をした。 クライアント側がIPv6で動画視聴ができる仕様になっているか社内でヒアリングを各クライアントの担当者へヒアリングを行い問題ないことを確認。 仕様は問題なかったので、実際に問題ない挙動をするのかQAチームの協力のもと、実機確認するための項目を作成。 開発環境でIPv6のデュアルスタックのカナリーリリースを行いQAチームと協力し実機の挙動確認を行いながらアプリケーションログを確認した。 CDN側にIPv6でアクセスが来ているか確認するためCDNのログをS3にストリームで流してリアルタイムにathenaでクエリを叩いて検証端末のログを抽出し、CDNにちゃんとIPv6でアクセスが来ているか確認しながら実施した。 一部アプリケーション側でも対応が必要だったため問題点を洗い出し、修正を依頼した。 問題点が改修されたのを確認してから開発環境を全リリースを行った。 開発環境で問題ないことを1週間程度QAチームの他のテストを兼ねて行い問題ないことが確認できた。 その後に本番環境でもカナリーリリースを行い、ユーザのアクセスを流し、CDNのログやアプリケーションログをモニタリングを行った。 一週間ほどIPv6でどのくらいアクセスが来ているかなどモニタリングし、問題がなかったことを確認して本番環境全体にもリリースを行った。