BotB Sound Visualiser - Getting Super Low Freq Test
音を解析して与えられた音が含有している(であろうと見なす)個々の周波数に分解する、高速フーリエ変換(FFT)という有名な計算式があって、アップデートし続けている自作のVJソフトウェアでも音の解析に使っています。高速フーリエ変換を見直し高速化したFFTW、そして過去最速と考えられているOTFFTと呼ばれるものも近年発表されました。 先週末、VJソフトウェアのFFTをFFTWにアップデートしたついでに音の解析部分を見直し、低音のバスドラム辺りの音のみ反応するようプログラムをアップデートしてみました。ただ、世の中の多くの人が思うバスドラム音は案外音程が高く、一日色々な音を鳴らして試したところ、人間が聞き取れない(通常の人の可聴域は20ヘルツ〜2万ヘルツ)極低音部分の音のみ参照するようにするのが一番自然に取れました。 テストに使った音源はキレッキレのイコライザ(特定の周波数を上げたり下げたりする機能。DJミキサーには大概付いている)使いで有名なデリックメイのライブDJです(個人的にもファン)。耳で聴いていると一見わからないデリックメイの微妙な低音のイコライザ使いが見える化(笑)していて好きな人には面白いと思います。