中京学院大学 / 経営学部経営学科
卒業論文(倒産させない!命を守る経営)
倒産する企業と成長する企業におけるリーダーの役割 大学生の時にね、日産自動車がルノーに買収されたんです。 カルロスゴーンさんが「リストラ」という言葉を。 終身雇用の日本人には馴染みのない言葉です。 その当時、自ら命を断つ人がたくさんいました。 リストラされた人、リストラされた取引業者の経営者。 たくさんいたんです。 悔しかった!! 会社の経営不振は、そこで働いている人の命、取引先の命にも影響を与える。 設備投資によって多くの借金を抱えた会社。 その保証人は、経営者個人です。 リストラされた取引会社は、資金繰り難、倒産、借金苦。 自分の人生を賭けた会社は、経営者にとって我が子も同然。 それが倒産していくことは、経営者にとってどれほどか。 お金は大切です。でもお金如きに命を奪われる筋合いはありません。 誰かが、会社経営をちゃんと教えてあげていれば、会社は傾かない。 誰かが、お金なんかで命をなくしちゃだめだ!と、寄り添い、解決策を一緒に模索し、一緒に解決していければ、尊い命が奪われることはない。その家族が悲しむことはない。 そう考えて、私は経営者になることと、コンサルタントになること二足の草鞋で行こうと決めたのです。 その最初がこの論文です。