株式会社アイデミー / 取締役CTO
中堅の独立系SIerにてキャリアをスタートしましたが、プログラミング自体は中学生のころから行なっており、最初に触ったPCはMZ-2000とPC-8001でした。高校時代にマイコンBASICマガジンに自作のプログラムを投稿し掲載されたのが、初めて自分のプログラムでお金を頂いた経験です。 SIerでは、客先に常駐しながらRFIDのミドルウェアの開発と、そのミドルウェアを用いたアプリケーションの開発を行なっておりましたが、SI業界の構造に疑問をいだき社外の勉強会に参加するようになりました。 勉強会で知り合ったドワンゴの方のお誘いでドワンゴに転職し、最初は社内システムをアジャイル/スクラムの手法で開発しました。その後フロントのサービス側に移り「ニコニコ動画モバイル」「Windowsストアアプリ」などの開発でリーダー, マネージャを務めました。 その後、社内の全エンジニアの生産性を向上させることをミッションにした部署を立ち上げ、「エンジニアの生産性向上の為ならなんでもする」をモットーに、以下の様な取り組みを行いました。 1. エンジニアの働き方や人事評価制度の改善 2. 最新の技術やツールの導入の促進, OSS ポリシーの制定 3. エンジニアの採用(新卒, 中途)と新人教育 4. エンジニア以外へのプログラミング教育 5. 勉強会の主催, カンファレンスへの協賛等の技術広報 これらの取り組みから、教育事業で行っている高等学校の生徒に対するプログラミング教育の責任者となったり、経営統合したKADOKAWAが持っていた技術書ブランドASCIIのハイエンド書籍編集部を引き取って ASCII DWANGO という編集部を立ち上げてその統括もしております。 2016年10月より、生産性向上の取り組みをエンジニアだけでなく全社員に広めるべく、エンジニアでありながら人事部の部長に就任いたしました。 2018年2月からはR&Dと採用を担当する副本部長として取りまとめ役を果たしつつ、8月からはバーチャルキャスト社に兼務出向し、VPoEとしてベンチャーでのエンジニア組織づくりも経験しました。 2019年7月に転職し、SO Technologies株式会社において執行役員VPoEとしてエンジニア組織強化をミッションとして勤務しました。 2020年7月に、株式会社アイデミーにCTOとして転職するとともに、SO Technologiesは技術顧問として引き続き支援する形になりました。 プライベートではOSSコミュニティ活動をしており、「Node.js日本ユーザグループ」の立ち上げのほか、雑誌への寄稿や書籍の執筆を行なっております。
自分自身が優秀なエンジニアで在り続けたいのはもちろん、優秀なエンジニアのポテンシャルを100%発揮させて世界を驚かせるようなサービスを開発したい。 子どもたちが誇りに思えるような社会を作っていきたい。
技術戦略の策定と推進
技術戦略の策定と推進
# VPoE - ドワンゴからの出向の形で、ドワンゴの業務と平行しながらバーチャルキャストでもVPoEとして活動 - エンジニアの採用から働く環境の整備、評価などの制度設計など
# エンジニアでありながら人事部長に - 労務, 採用, 人事企画という人事部としての全業務を統括 - 定常業務を効率的に回す仕組み作り - 人事評価制度の抜本的な見直しなどの全社員の生産性を高める取り組みの推進
# プログラミング教育の責任者(のちアドバイザー) - N高等学校が行う、高校生に対するプログラミング教育の責任者として、カリキュラムの監修や外部講師の手配、広報活動などを行う - コンピュータ部の特別顧問として、生徒に対して競技プログラミングの指導
# ミッション 1. エンジニア全体を横断的に見ながら、エンジニアの生産性を向上させる施策の導入 2. エンジニアの生産性が阻害されるような要因の排除 を軸に、エンジニアの技術広報と採用と教育を推進していく