中谷　颯太

⻑期インターン先で任されたこのプロジェクトにおいて，私はDB設計，インフラ設計， フロントエンド，バックエンド，⼀部機能作成のためのマネジメントを担当しました．3⼈ ~5 ⼈の⼩⼈数チームでの開発であり，私にとってこのような多くの役割を与えられた初め ての仕事であり成⻑できる部分の多いプロジェクトでした． 初めに⾏ったDB 設計において，マネージャーから伝えられた仕様をもとにチーム全体 で半⽉から⼀ヶ⽉ほどで50~100 テーブル程度の設計を⾏いました．チーム全体でコミュ ニケーションを密に取りながら意⾒をぶつけ合い，時には⽩熱した議論になりながらも， 後の拡張性を考えながら時間をかけて設計を⾏なったことで，⼤きな技術的負債を残すこ となく現状開発を進めることができています．この経験から，DB 設計の⼤切さだけでなく チームで議論しより良い意⾒を完成させる楽しさや重要さを学びました． 開発段階において，本開発はとにかくスピーディに⾏われ短期間でかなりの成果を求め られるものでした．私はバックエンド，フロントエンド双⽅担当しており，当時開発チー ムは3 ⼈いたのですが，次第に⾃分に振られる仕事に⼿⼀杯になっていき，納期直前で機 能について定義が曖昧にしていた部分で⼿戻りが発⽣してしまいました．この失敗はチー ムメンバーやマネージャーに対する連絡や報告，議論が⾜りなかった部分に起因している と分析し，コミュニケーションの重要さを再認識しました．以降はどれだけ忙しくても密 に連絡や報告，議論を⾏うように意識し，コミュニケーションを最重要視するようになり ました． 本サービスは現状数社に導⼊されており，フィードバックを受けた部分について改善や 議論を⾏いつつ，新機能を決まったサイクルでリリースしている段階です．このような実 際に顧客にサービスを提供する楽しさや数千⼈規模のサービスを運⽤する難しさ，奥深さ を実感しつつ現在もこのプロダクト開発に携わっています．