東京工業大学大学院修士課程 / 工学院電気電子
テニスサークルの改革
テニスサークルを「チームの力の底上げ」を目標に主将としてリードした。そのために、これまでの個人に依存した「根性論の練習」から脱却し、明確な目標設定とそこに至るための道筋の定量化を科学的なアプローチから行った。具体的には、①プレー内容を数値化できるツールの開発・導入を行い、②個人別の改善ポイントの設定と改善メニューの策定を行うと共に、③他の選手たちからのフィードバックを受ける場としての「練習後ミーティング」を定常化させることで個人の弱点を克服するための機会を創出していった。こうした3つの取り組みにより、祈願であった大会優勝を達成した。高校時代にテニス部のキャプテンとして団体戦を勝ち抜いた経験から得られた楽しさや達成感をサークル内でも共有したいという思いから始めた取り組みであったが、結果として「チーム全体としての底上げ」を科学的なアプローチで達成できたという意味において、非常に貴重な経験となった。