株式会社Rist / スクラムマスター・エンジニアリングマネージャー・PM・アプリケーションエンジニア
【大手製薬会社との共同研究】 深層強化学習を用いた検査工程の精度向上に向けた研究開発
# プロジェクトのアウトライン 大手製薬会社と共に進めているプロジェクトの課題を解決するために実施された深層強化学習を用いる共同研究。 この共同研究は、クライアントである大手製薬会社と以前より進めている、薬品検査の新工場に導入する 検査システムの検査時間の短縮を深層強化学習を用いて実現できるかを検証するものです。 # プロジェクト規模と自分の位置 # # 社内チームの構成 企画・営業担当 プロジェクトマネージャー1名(私) アプリケーションエンジニア2名 AIエンジニア1名 # # クライアント側の担当者 大手製薬会社の部門責任者様 大手製薬会社の本件担当者 # プロジェクトにおける自身の役割 開発チームに対してはプロジェクトの目的や目標の協議と認識の共有、具体的なタスクの作成やその進捗管理 クライアントに対しては、プロジェクト開始前は具体的な目標など研究内容の要件定義、プロジェクト開始からは共同研究であるため 課題が発生した場合は連絡をとり対応についてディスカッションを行い解決に進めるように状況のとりまとめ。また月に一度、報告会を開催し進捗を報告も行い最終的な研究内容を取りまとめた最終報告書作成し提出するまでを行った。 # 当時の背景/抱えていた課題等 受注活動当初に企画・営業担当の方で深層強化学習の提案したところ、クライアントの担当者を超えて部門責任者が興味を示し先方ではかなり大きなプロジェクトとして承認する兆しが見えました。 ただその時点での説明が抽象的な部分が多く、クライアント側で期待値が上がり「深層強化学習を使えば必ず時間短縮が叶う」と誤認している状況から開始となったため、正しい認識を持ってもらう事とその上で期待に沿うためにどこまでできるかを正しく伝える事が必要だった。 # 課題に対して自身が発揮したバリュー及び成果 クライアント側の誤認については、専門であるAIエンジニアに説明資料を作成してもらい、さらに深層強化学習の説明特化したMTGを調整し、AIエンジニアとともに誤解を解きました。 さらに目標設定をクライアント担当者と密に連携しクライアント側が理解した上で研究を開始する事ができました。 またその後も多々課題が起きるプロジェクトでしたが、クライアントと良好な関係を気づけた事もあり無事に終了する事が出来ました。