同志社大学大学院 / 理工学研究科 情報工学専攻
ラズパイで動くドア自動解錠,施錠システム
画像は途中段階のものです. 実際には完成しています. 制作したものはICカードをかざすことで,自宅の扉の鍵を自動で解錠し,扉を閉めると自動で施錠してくれる工作物です. 作成した背景は,鍵穴へ差し込むことへの拙わらしさと,鍵が無かった時の絶望感という問題点に対して,駅に設置されているIC改札で使われている,ICカードによる認証が便利だと感じ,この技術で問題が解決できるのではないかと考えたのが始まりです. 工作物の簡単なプログラムの流れについて,簡単に説明します. 扉に取り付けられた非接触ICカードリーダーにICカードをかざすと,各カードに割り振られているIDを読み取り,登録されているIDであれば,鍵が解錠されます.鍵が解錠されると超音波センサが開く扉と壁までの距離を計測し,閾値以下になると,扉が閉まっていると判断し,鍵を施錠します. 今後の発展としては,LINEやTwitterなどのbotから鍵の施錠ができるように機能を追加することを考えています