町田稜河

喫茶店ヒトリミル

実績

東京青山に計画したカウンターのある喫茶店になります。

この作品を計画するうえで
·通りに面している敷地
·東京の街
·カウンター
この3つに焦点を当て喫茶店を計画しました。

1つめです。敷地が骨董通り脇に面していますので、通りを見るという面白さを味わえる空間というのを目指しました。自分は駅構内に入っているファミリーマートでアルバイトしています。レジの目の前には駅を利用する老若男女様々な人々が行き来していて、景色が常に変わり、暇だな、と感じることがありませんでした。その経験を今回の計画にいかせないか。と考えました。
この敷地は骨董通りから来る人、向かう人、私服の人からスーツの人々、たくさんの車等が行き来します。時間によって明るさも変わります。これらの景色を見ることができる飲食店があったら、面白いなと考えました。
窓を大きく一つ開け、室内と同じ木材を利用したスリッドを立て、カウンターからも外が見え、外からも中の様子が見れる。という形にしました。
しかし、通りを向いたカウンターとなると、食べているところを見られたり、視線が気になります。
今回は視線が合わないよう、フロントラインを100mm上げ、グランドラインから1500～1800mmの間300mmにもう一本スリッドを立てることで、食事をしている様子を見られにくくなるよう計画しました。
2つ目です、東京という街は人に溢れており、移動手段も地下鉄やバスなど、かなり密度が高いです。
そうした事からか、駅中等の飲食店には1人でスマホやイヤホンをしながら食事しているのを多く見ます。
今回はそんな東京の街に1人で落ち着く空間のある飲食店というのを考えました。
カウンター左右に壁を立て、空間の中にさらにまたもう1つボックス状の空間を作るような形でカウンターを作ります。
このボックス状の空間を通りに向けて並べ、1人で落ち着きながら通りを見ること後できる空間を作ります。
最後はカウンターです。カウンター席は目の前で食事を用意してくれるため、できたてほやほやの食事を取ることが出来ます。この事から、今回は目の前で珈琲を淹れてくれる形の店舗にしました。コーヒーのちゅうしゅつ方法はカウンター前で淹れやすく、外から見たときもコーヒーを淹れている様子がわかりやすいようネルドリップ方式を採用しました。

外壁はモルタル打ちっぱなしで、東京の街に馴染みつつ、重みのある安心感のあるファザードに、
内装は外装と真逆で、木材で構成、2色の色で構成することでごちゃついてない落ち着く空間にしました。
入口から一直線に伸びたライトで、メインカウンターまで誘導し、下から光を照らす事で落ち着いた空間をつくりました。

また従業員の制服も、スリッド越しから見える動きがわかりやすく、目を惹きやすい、マントを使い計画してみました。
綺麗に舞うマントは目線の端っこでも存在感があり、思わずお店を見てしまう。というような形にしました。

町田稜河

町田稜河

意気揚々

個人の実績

個人の実績

個人の実績

この先やってみたいこと

限定公開の職歴・学歴

実績