学校法人久留米大学 / 医事課
【デザイナーから事務職に転職するまでの経緯】
私は新卒からデザイナーとして働いてきました。転職を考えた要因の詳細に関しましては前職との退職 手続きの契約上お伝えすることはできませんが、そのような中で、デザイナーとしてより経験値を増やすべく、一般企業での広 報やインナーブランディングに興味を持ちました。その後、日本のみならず世界に向けて広報活動をし ているうえで地域に向けた貢献活動やクリエイティブにも力を入れている私自身の母校、久留米大学の 広報として貢献したいと思い、入社試験を受験いたしました。面接の際には、前職を考慮した人事配属 をしていただく旨をご説明いただき、私自身も広報室でのデザイン業務を含む広報活動を志望しており、 その意思をお伝えしました。結果といたしましては、内定をいただきましたが、配属先に関しては入社 初日に辞令にて発表するという形式になっており、何度もお問い合わせを行いましたが、入社初日まで は配属に関する質問には回答できないというご返答でした。そのような経緯にて、入社初日に「事務部 医事課」の配属を伝えられ、現在、事務職員として医療事務業務を行なっています。 現在は、デザインやクリエイティブなどとは全く異業種の業務を行なっておりますが、そこでの気づき が2点あり、転職を決意いたしました。1点目は、私自身が、デザインやクリエイティブが本当に大好き である改めて感じることができた点です。異業種での業務を経験したからこそ、私自身のデザインに対 する熱やクリエイティブに対する想いを再認識することができました。この経験は本当に貴重な経験だ と考えており、デザイナーとして働きたい思いがより一層強くなりました。2点目は、人生は本当に短い と体感できた点です。私は現在久留米大学病院にて業務を行なっておりますが、久留米大学病院は特定 指定病院であり、他の病院から紹介状を受けた患者さんが多く来院されます。これまでの私は、社会人 になる際、「これから定年までお仕事をするのか」と考えていましたが、実際に医療現場にて命と一生 懸命に戦っている患者さんや医療従事者の方々と共に働き、「定年までお仕事ができる時間や元気に生 きることのできる時間は尊い時間」であるとこれまでよりも深く強く感じることができました。そこで、 私自身の理想の人生を再度深く考え、理想はデザイナーという職の先にあると感じ、尊くかけがえのな い時間を医療事務の職員ではなく、デザイナーとして生きたいと考え、転職を決意いたしました。