留学
大学三年生になる直前の春に1ヶ月間ヨーロッパにあるマルタ島に語学留学に行きました。 親元を離れて1ヶ月も知らない土地で生活することはとても大きな不安がありました。 しかし、ホームステイ先の家族の方はみんな優しく迎えてくれました。また、同じホームステイ先にいたスイスとコロンビアの子たちが優しく接してくれてすぐに来てよかった。楽しい。と感じることができました。 英語による毎日の授業ははじめはついていけないと思うほどで、先生の言っていることも教科書に書いてあることもわからず苦労しました。しかし、自分で辞書を用いて知らない単語を調べたり、わからなかったり聞き取れなかったところは積極的に先生に質問したりするなどして自分から理解を深めるようにしていきました。 そうすることで、1週間ほどだった頃には先生の言っていることも教科書の内容も理解できるようになり、自分の考えを英語でクラスで発表できるようになりました。 クラスには色々な国の人がいましたが、彼らの国の文化を聞いたり日本の文化を教えたりしてお互いを尊重することの大切さも学ぶことができました。 同じホームステイ先の子や、学校の友人とはSNSを通じて今でも交流を深めています。 また、休日には観光地を巡りました。 自分で行き先を決め、バスの時間を調べたり、時には周りの人に道を尋ねたりして目的地に着いた時には大きな喜びを感じることができました。 日本では見ることのできない地中海の美しい海や綺麗な山並みなど壮大な自然を感じることができ、リフレッシュすることができました。 1ヶ月は行くまでは長いと感じていましたが、行ってしまえばあっという間で、帰りたくないと本気で思うほどでした。 毎日新しい発見や経験をして私の20年間で1番濃厚な1ヶ月だったなと今振り返って感じました。 素敵な経験をさせてくれた両親や祖父母に感謝をして、親孝行をしてこの感謝の気持ちを返していきたいなと思いました。