JAGDA国際学生ポスターアワード入選
私は昨年JAGDA国際学生ポスターアワードに作品を応募した。 テーマが「voice」だったためその言葉を派生させたり、画材屋で紙の素材に合ったペンを探し試行錯誤するなど表現から模索した。ただ表現が先行しないように上から下へ視線誘導の流れを作り、見やすくした。また考えが偏らないよう教授から毎週講評を頂くことを1ヶ月間繰り返した。 最終的に「voice」から自分の本意が上手く伝わらない「誤解」と解釈して制作した。作品の方向性が決まってからは提出時の条件であるB1サイズの時の見え方を確認した。時には原寸大のボードに1週間ひたすら点描を描きつづける作業や、選考時には審査員が床に並べて評価をすることからA4のコピー紙をテープで繋げB1サイズにし、審査時を想定して床に作品を置いて見え方を確認する作業も繰り返した。 その結果このコンクールにて3110作品の中から入選作品に選ばれた。