第7回 大学生CSVビジネスアイデアコンテスト本戦出場
株式会社メンバーズが運営しておられる第7回 大学生CSVビジネスアイデアコンテストに参加いたしました。 オイシックス・ラ・大地株式会社さんから頂いた、「捨てられる『食』に新しい価値を与え、食の力で幸せな未来を実現するには?」という課題に対し、フードロス削減活動を行ってくれる人にポイントというかたちで感謝するアプリケーションを提案しました。134チームの中から本戦に出場できるのは16チームのみであり、そこに選ばれることが出来ました。しかし、賞を受賞することはできませんでした。 私たちの提案したアプリの概要は、賞味期限間近の商品の購入や食材の捨てられる部分を使った調理法などの日常のささいなフードロス削減活動を投稿し、その投稿内容に応じてオイシックスさんの割引券などと交換できるポイントを付与するというものです。フードロス削減活動に対して感謝の気持ちを伝えるというアイデアの軸は評価頂けたが、ポイントを貰えるというメリットだけで実際にユーザーは投稿をしてくれるのか、なぜそれを他の企業ではなくオイシックスさんでやらなければいけないのかが明確でないと、ご指摘を受けました。 この活動を通して何かの課題に対してアプローチするときは、その課題について深く理解することが重要であると感じました。オイシックスさんのテーマはあくまで捨てられる食べ物に新しい価値を生み出して、フードロスを減らすことが目的であるため、私たちの提案は捨てられる食べ物自体に価値を与えられるようなものではなかったことに気付かされました。さらに何かをつくろうとするとき、それを実際に利用してくれるユーザーを想像できるかが重要であると感じました。自分のアイデアを主観的にしか捉えらず、そのアイデアを客観的に捉えたときに実現可能性があるかどうかもっと考えなければならなかったと感じています。 CSVビジネスアイデアコンテストに参加してみて、プレゼンテーション能力に自信がつきました。社会人の方や多くの学生の前で堂々と自分の伝えたいことを発表することに対しての抵抗感がなくなりました。