Keio University / 経済学部
演劇サークルで定期練習会を開催
大学2年時に、所属する演劇サークルで定期練習会を立ち上げた。当時私は自分のサークルが作っている演劇をあまり面白いものだと感じることができず、何か策を講じたかった。それまでサークルは年数回の公演の度に創作活動をするだけであり、私はそれだけでは恒常的に役者や演出や裏方の技術を磨くことはできないと考えた。そこで私は誰でも参加できる定期練習会の必要性を感じた。また自分が日吉代表という立場にいて、これまで役者や演出助手や裏方チーフの経験を持っていることから、私こそが発起人になるべきだと考えた。私は練習会において、役者の練習だけでなく演出の体験や裏方のワークショップも開催し、それらを誰でも参加できるようにした。その結果、稽古場と裏方の相互理解が深まり、以前よりも全員で面白さを追求できる団体になった。サークルの100年を超える歴史の中で練習会が催されたのは初めてのことであり、これは現在も続いている。