村形 勁

読解問題のリーディングパートとリスニング問題のリスニングパート毎に課題の分析を行いました。リーディングパートではまず、模試を時間無制限で解いて各問題にどのくらいの時間がかかっているのかをストップウォッチで図りました。その後、確認すると文法問題にかなり時間を費やしてしまって最後まで解ききれる問題数が減っており、長文でも単語の知識不足が目立つ箇所に時間がかかり過ぎていることが分かりました。リスニングパートも同様に、一度模試を解き、間違えた問題の文章でどこが聞き取れていないかを確認していくと、リエゾンと呼ばれる単語と単語が繋がって別の発音に聞こえる部分が聞き取れていないことが判明しました。これらの課題を解決するため、リーディングでは文法問題と単語の勉強のみに特化し、単語の暗記範囲はTOEICの頻出問題に絞り暗記効率を高めました。リスニングパートは、問題集の解答に載っている文章にリエゾンが発生している箇所に印をつけ、音声を流しながらその文章を音読することで、発音を正しく理解出来るようにしました。こうした取り組みの結果、400点のスコアから半年で320点伸ばし、720点を取得することがで出来ました。