滋賀県立大学 / 人間文化学部 国際コミュニケーション学科
交換留学への道3 React~Resolution
2度目の中止は多くの同胞に留学をあきらめさせるのに十分な絶望となった。というのも3度目の挑戦をしたあとに他の人と同じように就活をするということは6年卒業を意味しているからである。金銭的な問題も関わってくる。6年卒業をするのであればその分の学費がかかる。また、滋賀県立大学では休学をして自分で留学に行くことも禁止されており、他大学の生徒のよりも窮地に立たされてしまった。その結果、同じ学年はもとより、一つ下の2回生ですらほとんどの人が留学をあきらめてしまった。しかし、どうしても留学への道をあきらめきれなっ方私は最後の挑戦に出ることにした。そして仮に来年の留学が無理であったとしても、それまでの期間に卒論を書き上げ、スキルアップやインターンをこなしておくことでほかの学生よりも有利に就活を進められるようにすることにした。就活、学業、卒論の三足の草鞋を履くことになるため、今までとは日にならないほどハードな日々が来ることはわかっているが、夢のためにはどんな努力も辞さないと決め、現在に至る。