ハニーポット等を用いた悪性トラフィック分析基盤の設計・開発・運用およびセキュリティレポートの作成
◆概要 ・OSSおよびNTT研究所の作成したハニーポットを用いた悪性トラフィック収集基盤の設計・開発・運用を行った。国内だけでなく、海外拠点も構築し、観測ポイントは最大100箇所程度、主要20カ国(アメリカ・中国・ロシア…etc)への構築を行った。 ・本システムで収集したデータをレポーティングしたものを月一で社内事業部へ共有した。目的は、社内サービスのセキュリティ向上である。(現在も事業部へ提供しており、年々重要度を増してきている) ・社外への成果提供先として、収集データ・分析結果の一部をNTT研究所、一般財団法人日本データ通信協会テレコム・アイザック推進会議、および(社)情報処理学会 コンピュータセキュリティ研究会へ提供した。 ◆担当業務(プロジェクトリーダ) ・設計業務:ネットワーク設計(L3)やミドルウェア設計(DBの設計、ログ収集機構の設計、監視機構の設計(監視項目・閾値))、アプリケーション設計(ハニーポットの設計) ・開発・構築業務:ネットワークの構築(論理・物理)、各機器へのL3のアドレス設定、海外拠点とのVPNの設定(IPSEC)、海外拠点ネットワーク開通(リモートハンド)、ミドルウェアの構築・チューニング(DBの構築・チューニング、ログ収集機構の開発、、監視機構の実装) ・アプリケーションの開発(各種ハニーポットのチュニーニング) ・運用業務:ハニーポットの監視業務、海外NWトラブルで現法との連携 ・契約業務:現地法人経由での海外ベンダーとの契約(契約書作成・精査(英語)、現法・ベンダーとの折衝(英語)) ・分析・レポーティング業務:ハニーポットのログ分析