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ベンチャー投資家からのレビュー
前提として、僕はこのプロダクトのさらなるグロースのため資金調達を行うつもりでいた。でもそれは甘い考えだった。ここまでのクオリティのものをこれほどのメンバーで、作り込んだこの資料を投資家に見せたら善戦はできると思っていた。 でも実際そのベンチャー投資家からいただいたこの質問に対して完璧で納得してもらえる回答ができなかった。それは- 実際に課題を抱えている人はこのアプリを使ってくれるか? 僕自身納得がいってもらえる回答をしたつもりだった。市場規模は7兆円。この業界はもっと伸びてくると予想される中で半数以上の人が抱える問題友達/推し活仲間がいないと問題を解決できるはずだ。 1. 市場調査の甘さ。市場規模は7兆円と豪語していたがそれはあくまでもエンタメ分野での話。今回のスライドとは全く関係のない指標だった。そもそも私はTAM、SAM、SOMを全く理解できておらず、そこも指摘された。 https://www.utokyo-ipc.co.jp/column/tam-market-size/ 2. 推し活に振り切れなかったアプリ。 これはどちらかというと準優勝にとどまってしまった理由。自分のプロダクトに関する考え方を大きく曲げたくなくて、また大きな変革を恐れてビジネスコンテストにおいてテーマにあまりそぐわないものになってしまった。 実際に興味を持ってくれてる人がいる。応援してくれている人がいる。それだけじゃビジネスは成り立たないのだなと。