株式会社エスプールヒューマンソリューションズ / 店頭支援事業部
②キッティング作業の現場にて約80名の派遣スタッフのマネジメントとプロジェクトの進捗管理
ある派遣スタッフから「こんなに楽しく仕事がしやすい環境は初めてです。五十嵐さんと仕事ができてよかったです」と言ってもらえるまでに信頼関係を構築することができました。また、作業自体の進捗も平均105%程度達成することができました。 私の業務内容は約3万台の業務端末の初期設定を行う作業の進捗管理と、そこで働く約80名の派遣スタッフをマネジメントするものでした。 業務端末の初期設定を行う作業では主に最初の3つの工程を担当しておりました。 課題として大きく2つあります。 - 約80名の派遣スタッフとの信頼関係を構築すること - 事前準備を含めた作業の効率化を行うこと 具体的なアクションとしては、 - 接する機会を増やすとともに、1回の機会を質の高いものにするため日々改善 - 出勤確認の際、派遣スタッフが自分から名前を言う前に自分から呼びかけたり、先に言われたときはおうむ返しを行うことで、認識していることを伝えた - 作業場へ派遣スタッフを誘導する際、先頭にいる派遣スタッフに声をかけ近況報告をお互いに行なった - 出勤カード、作業シートを全員に配布する際、ただ渡すだけでなく一言励ましたり褒めたりすることで認識していることを伝えた - 作業へスムーズに取り掛かれるよう、事前準備のフロー確立と周囲の洞察や作業の割り振りを行なった - 約80名のスタッフ1人1人、何ができて、その作業スピードはどれくらいかなどの様々な視点から各工程の作業担当を割り振った - 各工程で進めていく端末が不足していないか、作業漏れがないかチェックするシートが溜まりすぎていないかなどの作業が滞る要因となりうるものを常に観察を行なっていった - あくまで私は管理者という立場のため、その役割を意識し、作業量を抱えすぎた場合は、信頼できる派遣スタッフにタスクを割り振り作業時間内に終わるよう調整を行なった 上記の行動を愚直に行なっていった結果、 ある派遣スタッフから「こんなに楽しく仕事がしやすい環境は初めてです。五十嵐さんと仕事ができてよかったです」と言ってもらえるまでに信頼関係を構築することができました。また、作業自体の進捗も平均105%程度達成することができました。 この経験から、作業を割り振る際に考慮すべきリソースは1つのみではなく、複数のリソースからの掛け算であることを学びました。 エンジニアとなった後も、1つの機能、あるいは1つのプロジェクトの中で、他に実現する手段はないか、様々な選択肢を持ってプロジェクトの向上に貢献していきます。