九州大学 / 芸術工学部 音響設計学科
モザイク音声とその明瞭度についての研究
卒業研究として、「モザイク音声とその明瞭度」について研究した。スペクトログラム上で格子状にモザイクをかけた音声の明瞭度(聞き取れる確率)を測定しました。 研究の動機は、アメリカンフットボールのクラウドノイズ(観客の騒音: 敵チームのプレーを阻害する)とオーディブル(QBが声でチームに指示を出すこと)です。クラウドノイズをモザイク音声で模倣できれば、オーディブル時の声の出し方・聞き方をトレーニングで鍛えることができるのではないかと考えました。 私が好きなアメリカンフットボールと中島祥好教授の研究室で研究されていたモザイク音声を掛け合わせた卒業研究で、自分の興味と研究室での取り組みを両立することができました。有意義なものであったと、教授陣からは好評を得ることができました。