株式会社タスキ / 開発チーム
用途地域データAPIのフルスクラッチ開発
# 概要 指定場所周辺の用途地域などの建築規制情報を提供するAPIをフルスクラッチで開発し、バックエンド側の要件定義、インフラ構築、APIロジック実装を担当した。 # 活用フレームワーク、ツール等 インフラ構築はaws cdkを用い、APIアプリケーションはRuby on Railsで実装した。DBはPostGIS拡張させたPostgreSQLのRDSインスタンスで稼働させた。 また、GISで作成した地理空間データのファイルを安全にDBにインポートするための運用自動化ツールとしてAWS S3をSlackと連携させた Slack Botを AWS Lambda + Slack Boltの組み合わせで開発した。 # プロジェクトへの関わり方 GeoSpatialなデータを扱うのは初めてだったため、DBでのデータの取り扱いやGISソフト(QGIS) の操作方法を学習するところから始め、要件のヒアリングや全体の設計までを一人で担当した。 さらに、APIと既存サービスとの連携・つなぎこみの部分も関与し、rust 実装のクライアントに対して修正を実施したりなども行った。rustは初めて触る言語だったため苦労が多かったが、2週間ほどかけてつなぎこみのPRマージまでこぎつけた。 # 意識したこと 位置情報のレイヤデータを拡張していきやすいようなDBテーブル設計 非エンジニア(建築士)の方でもデータの登録を簡単にできるようSlack botを作成 # 現在の状況・システム運用 現在はすでにAPIの一部本番開放が始まり、現在のところ安定運用を継続している。 # 課題 - 速度改善 - (直接外部からリクエストを受けることを見越した)認証