【カメラ熱】長所の原石を磨く
写真が好きだった学生時代、小学校低学年の頃にはすでにカメラを握っていました。 父から借りていたもので、高価な機材ではなく賞に応募するといった目的もありません。 ただ純粋に写真を撮ることが楽しく感じられました。 目で見た景色がそのまま保存され、好きなタイミングで振り返ることができる機能性に、 無意識ながら惹かれていたのだと考えています。 この趣味は高校生になるまで続けていましたが、 時間に余裕がなくなってきたことや写真撮影自体に明確な目的がなかったことから、 自然とカメラから遠のいていきました。 最近になって視覚で得る情報は印象に強く残ると実感しています。 YouTube・InstagramなどのSNSをはじめ、 購入する商品の検討やサービスを受けたいときにチェックする広告では、 魅力が伝わる場面がカメラによって切り取られて掲載されています。 改めて写真の魅力に気づくことができました。 私はフォトグラファーでもエディターでもありませんが、 純粋に写真を撮ることが好きだったあの頃の熱が蘇ってきて、 もう一度やってみたいという気持ちに火が点きます。 有り難いことに時代が進んで無名の個人でも情報発信できる環境が整いました。 もしかしたら素人の作品でも目に留めてくださる方がいるかもしれない、 少しでも可能性があるなら発信してみようと再び写真撮影を始めました。 相変わらず高価な機材ではなくスマートフォンに付属しているカメラで撮影しています。 しかし、カメラの性能が向上したことに加えてアドビ社のLightroomの力を借りることで、 以前よりも作品としての質を高めることができています。 長期に渡って没頭できる写真撮影は、私の長所の原石だと考えています。 これからも少しずつ磨いていきたいです。