広島大学 / 医学部 総合薬学科 文部教官助手
細胞の遺伝子的なメカニズムを研究
なぜ細胞が老化するかという遺伝子的なメカニズムを研究していました。自分の好きなテーマを研究し、実験もどんどんできる環境でした。
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広島大学 PSI GMP教育研究センター / センター長
広島大学副学長(産学連携担当)、大学院医系科学研究科細胞分子生物学教授。広島大学で老化およびがんの研究をしています。何かいいことをしようと思った時に、今やらないとずっとできずに終わってしまうと考え、ベンチャーの立ち上げなどもやってきました。患者をひとりでも助けたいという強い思いがあり、同じ思いを持つ研究者をサポートする環境として広島大学 PSI GMP教育研究センター を設立、産学連携にも力を入れています
ひとつでも多くの医薬品を作り、苦しんでいる患者をひとりでも多く助ける研究をしていきたいです。
日本から世界の患者を助けられる医薬品を作る
広島大学に日本で初めてワクチンを作る施設ができたことに伴い、このセンターを立ち上げました。ワクチンを作る施設ではGMPという教育を受けた人でないと働けないので、研究含め教育も担っていきます。日本の研究者の多様な治験薬製造がここに集約され、メッセンジャーRNAなど新たな薬を作る中枢になると考えています。
広島大学でさまざまな研究者が薬を生み出せる環境を作る
海外の若手研究者も受け入れ、研究者を育てながら研究を推進する拠点とし、革新的な医薬品の開発のほか、病気を早く発見したり、特定の薬剤が効くかどうかを判断したりする革新的なバイオマーカーの開発を目指しています。2023年現在ではすでに治験に進んでいるものもあります。
細胞に足りなくなった小分子RNAを補充する治療薬を創薬する
PURMXのソリューションは、多数の標的遺伝子をファインチューニングし、これまでにない治療効果を発揮する小分子RNAの核酸医薬の創薬シーズです。PURMXは、すでに多くの機能性RNAスクリーニングデータを保有しており、さらにに拡充させています。 アスベストで発症する悪性胸膜中皮腫に対する核酸医薬治療薬を開発し、ヒトでのファーストインヒューマン医師主導治験を2021年から広島大学病院で実施しています。
病気で手遅れになる人を減らす、病気になる人を減らす
広島大学が社会課題の解決に貢献する
副学長となり産学連携について自分で立案から実行までを行っています。学内と企業の共同研究を活発化させ、それをもとにいろんな先生が研究の実用化に成功することで、広島大学が社会課題の解決に貢献できるようにしたいと思っています。
老化を誘導するmicroRNAの細胞老化における役割とがん細胞に対する影響を解明する
全学の産学連携を支援する
引き続きいい研究をし、いい研究論文を書く
とにかく研究に没頭し、いい研究論文を書く
老化とがんの研究を深めるために留学
自分と同様の研究をしている海外の先生にお願いして留学しました。ひとりですべてを推し進める日本の研究とは違った研究の進め方、自分だけでなく周りのプロフェッショナルを巻き込む研究のやり方が新鮮でした。私生活ではワインをたくさん学びました。 帰国してからは、アメリカのスタイルを踏襲し、自分のスキルを磨きつつも、自分のラボではできないことは共同研究をするというスタンスが生まれました。
細胞やがんについて研究を深める
がんの研究を進めるべく、父がずっと広島大学で研究をしていたこともあり、大好きな広島に帰って大学院に進学しました。
製薬の基礎を学ぶ
広島大学 / 医学部 総合薬学科 文部教官助手
なぜ細胞が老化するかという遺伝子的なメカニズムを研究していました。自分の好きなテーマを研究し、実験もどんどんできる環境でした。