多文化交流から教育へ
小学校の頃から多言語での活動に興味があり、10歳の時にロシアに一人でホームステイをしました。その理由としては、自分にとってロシアが全く知らない国だと思っていたからです。韓国や中国は文化的言語的な関連性が日常生活で見えることがあります。しかし、ロシアは自分にとって未知の国でした。そのため、実際にこの目で見てみたいと思い、両親を説得して二週間現地の家族のもとで滞在しました。そこで私は言葉を超えてつながれたことに喜びを感じ、自分の知らないことに挑戦する探究心が芽生えました。これが原体験となりその後、高校では部活をやった掛け持ちしながら上海に2週間ホームステイをしたり、イベント企画を企業案件として行なったりしました。 そして、世界共通語としての英語と多文化社会はいかにして形成されているのかに興味が湧き、高校二年の冬にオーストラリアに一年間留学をしていました。そこで、価値観の多面性や日本の文化的風土的な形質を学ぶことができました。 現在、人の行動が統計的側面と感情的側面でどのような違いを孕んで浮き彫りになるのかということについて興味を持ち、慶應大学経済学部に在籍しています。