Daisuke Tamochi
映画「冬のほつれまで」予告編
大学院の修了制作で制作した長編映画の予告編です。 【あらすじ】 高校2年生の根本育実。彼女の趣味は観察をすること。1番早く高校に行き誰もいない教室のベランダで植物の水やりをする。授業中の出来事や放課後に立ち寄る珈琲店の客の言動に目を凝らす。そして観察の中で芽生えた絵をスケッチブックに描いて残す。そんな彼女の行動に興味を示すクラスメイト・立花ほのかは育実との交流を試みようとする。だが育実はそれに一切干渉しない。彼女には彼女だけの時間が流れる。根本育実の生き方を見て周りの人物はどう変化するのか、そして自らのためだけに生きる人間も存在して良いのではないか、これは自己の確立を問う物語である。