武蔵野美術大学 / 造形構想学部クリエイティブイノベーション学科
天草プロジェクト
天草市と武蔵野美術大学は、まちづくりの協定を結びその一環で学生達が1ヶ月滞在し活動を行なった。天草の一次産品のブランディング、東京での拡販をミッションに背負いながら、自主的に天草をリサーチし共同生活をしながら活動してきた。彼らは兎に角、積極的に地域や、仲間達と対話をしながら、活動を進めていきた。そして行き着いたのが、「天草の産品を作っている人達との繋がり、天草の人達とのつながりが価値ではないか?」と言う仮説を立てた。そしてそれを実証するために、海辺の荒地を開墾し、皆で地元の産品を持ち寄り、満点の星空の元で、火を起こし、語らい食べる場作り「ノサリ火」を計画実施したのだった。それは、まさしく共同体の意味、価値を示していた。語らずしも、地域の人たち、行政、みんながその意味を理解した素晴らしい場づくり出会ったと言える。地元の発表会では、2時間の時間を使って感動的な発表会を行なった。かれれの提案は引き続き、洗練され、地元に定着されて行くであろう、本質的な内容であった。