徳島県美波町「人生インターン」
【概要】 少子高齢化が進んでいる徳島県美波町の「ヒト、モノ、カネ」を回し、美波町を活性化させるための施策をチームで考え、企業の型の前でプレゼンを行った。 大阪大学、神戸大学、京都女子大学の3大学合同で行い、5名程度の4つのグループで発表を行った。その中で選抜された案は現在も実践に向けて取り組みが行われている。 【チーム】 京都女子大学大学修士1名 大阪大学修士1名 大阪大学学部生2名 【作業内容】 実際に徳島県美波町に訪れ、そこで得られた事象を元にインサイトを出し合った。インサイトは3つだし、それぞれに施策を作り上げた。 私たちのチームが取り組んだのは、美波町地鶏である阿波尾鶏を使ったレストランのPR出会ったため、ストランのシェフに取材を行い、レストラン周辺地域にあるスーパーや公共交通機関の観察を行った。現状としてはアクセスの悪い立地と、行き届いていない広報に課題点を見入題したが、本来のプロジェクトの目的でもある「美波町を活性化させる」ことに立ち返り、施策をねっていった。 その中で私は、観察や取材で得られたいくつかの事象をもとに、美波町が現状どのようなあり方であり、今後はどのように変わるべきなのかを考えチームに共有する役割を担った。 【結果】 4グループで美波町の企業の方に向け発表を行った結果、私たちのチームの施策が採用され、現在も実戦に向け取り組まれている。 実際に採用された施策は「人生インターン」というもので、人生に悩んだ若者を美波町に呼び、自然に触れ町民と接することで自分の中で新たなインサイトを見つけてもらいというものである。この施策は、チームで地域創生のための施策を考えるまでのプロセスと同じので、今まで常に地方の相方や人の在り方を知り、自分の考えと擦り合わせることができた素晴らしい体験だったため、その体験を悩める若者が自分を見つめ直すために活用できるのではないかと考えたものである。もちろんこの施策は悩める若者のためだけでなく、美波町に若者を呼び、町民にとっても新しい人と関わり合いをもち自分の地域の良さや自分の人生について語る場を持つことができる。 この「人生インターン」は2度ほどのプレインターンを行い、実戦に向けて調整がなされている。